2016年1月1日金曜日

2016年の始まり、グランドキャニオンで初日の出








朝5時33分、アパートを出発。

昨夜思い立って、グランドキャニオンへ
初日の出を見に行くことに。

初日の出はセドナ、セカンドメサ
のショゴンパヴィで見ているので、
このフラッグスタッフにいて、
残すはやはりグランドキャニオンかと。

ニューイヤーズデイ、しかも早朝、
というので私は公園のゲートがオープン
しているとは思ってもみなかった‥‥。

9月にうちに滞在していたNくん
と日の出を見に来た時は
ゲートに人はいなくて、
みんな端の入り口からそのまま
走って通り抜けていたのです。

ところが今日は、ゲートの明かり
が煌々と灯り、何と
フォレストサーヴィスの係員が
いるではありませんか。

キャッシュの持ち合わせもなく
クレジットカードを出すと、
何の問題もなく、サインすら
する必要もなくて、
パンフレットと1週間有効のパスを
カードと一緒に戻してくれました。

確かに時間もすでに
7時前だったというのもあったのでしょうか。
ニューイヤーズデイでも働いているんですね、
パークレンジャーたち。

確かに今日なんてかき入れ時かも。










ヴィジターセンターのパーキング
に車を停めてマーサーポイントまで歩きます。

ポイントに着いて空を見上げたら、
まだ月も出ていました。










初日の出はもちろん、
冬のグランドキャニオンに来るもの初めて。

だから雪が残るグランドキャニオン
を見るのも初めてです。

写真に写った木が大揺れしているのが
おわかりでしょうか。

おそらく気温自体はフラッグスタッフとそんなに
変わらなかったと思うのですが、
(−8℃くらい)
とにかく風が強い!

風速30キロぐらい。

だから体感気温はめっぽう低いです。

吹き飛ばされそう。









2016年1月1日、グランドキャニオン。

日の出は7時40分。

まわりの日本人が思わず拍手をぱちぱちと。
若い男の子たちのぅお〜というため息も。

おそらく来ていた観光客の大部分は
日本人ではなかったでしょうか。

あとはチャイニーズとコリアン。

わざわざこんな寒い中を待って初日の出を見る
なんて、多分
アメリカ人は考えないでしょう(笑)。










私も手袋をはめたままの手で
思わず手を合わせました。


2016年の幕開けです。









朝日があたり始めたキャニオン。

日の出は一瞬ですが、
こちらはゆっくりと見れてきれかったです。









金色の羽織袴姿、なぜか金髪のカツラをつけて
日の丸を掲げる
日本人の若い男子発見。








何でグランドキャニオンで日の丸なのか
よくわかりませんが、
聞けば世界一周旅行中なのだとか。

訪れる先々の名所で、
こんなことをしているのかしら。









みんな毛布や寝袋を体に巻いて
見に来ていました。

私のそばにいた日本人の若い男の子でも
がたがた震えていました。

日本の冬でもこれほどの寒さを感じることは
今の時代、あまりないのでしょう。

寒いフラッグスタッフにほぼ10年住んで
寒さ慣れが身についたのか、
手はかじかみましたが、
以外と寒さはそうでもなかった私。

パタゴニアのウルトラライトの上に
また厚いコートを着てはいましたが。










それにしてもあれだけの日本人の数に
びっくりです。

国民性なのでしょうか。

私だって来ましたが、私たちは車で
1時間半でやって来れますが、
みなさん日本からこの一瞬を見るために
飛行機に乗ってグランドキャニオンまで
たどり着いたのですよね。


アパートに戻ったのは10時半でした。




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