2010年9月22日水曜日

収穫の時期 ホピカルチャーセンターのレストランにて

日曜日、仕事場の同僚の車でセカンドメサ、ションゴパヴィへ
女性たちのハーヴェストダンスを見に行きました。
彼女は4歳の子供を連れていたので、ダンスはほとんど落ち着いて
見ることは出来なかったのですが、プラザに着いて家と家の間の路地まで
来たら、トリニの息子、ウィラードが声をかけてくれました。
お母さんは?とたずねたら、あそこの(自分の)おばあさんの家に
いるから、ランチ、食べに行っておいでよ、と。
トリニに会うのも久しぶりなので、プラザのすぐそばの、
トリニのだんなさん、ティムの実家へ。
私が見る限り、ダンスのある時は、トリニはインロー(義理親)の家で
いつもせっせとキッチンで立ち働いています。
お言葉に甘えて、マトンとホワイトコーンのシチューと
チキンと野菜のシチューをいただきました。

帰りにカルチャーセンターのレストランで食事。
私はここではいつも(ホピで採れた)ブルーコーンのフライブレッドを
注文します。
レストランやその隣のホテルには秋の収穫、様々な色のコーンが。
めったに入らないこのレストランなので、こういうのを見たのは初めてです。

そう言えば村の家でも外にとうもろこしを干しているのを
見かけました。
先日のシンポジウムでは、遺伝子組み換えとうもろこしのことが
話題にのぼっていました。
私と同じテーブルにすわったホピのおばさんは、外で買ったタネは
ホピではよく育たないという話をディスカッションの時に私にしてくれました。
でも外部からタネを売りに来る人、それを買って植えるホピの人たち。
あるいはフラッグスタッフに来て、ここで買ったタネをホピに持って
帰ってそれを植える人。
ホピでの、ホピの純正種の保存はおそらくこれからもっともっと
むずかしくなって行くかも知れません。
そのためにもこういうシンポジウムを通して、長老や学校の教師、
あるいはホピ農業の専門家が親、そして若い人々を啓発して行かないと
いけないのだな、と部外者の私も痛感しました。

0 件のコメント:

コメントを投稿