2010年6月22日火曜日

ラッキーだった日曜日

























今日は昨日までの強風がぴたりと止まりましたが、
仕事場のパーキングからはまだ煙が見えていたし、
木の燃えるにおいがにおって来てもいました。
店のマネジャーいわく、今回のこの火事の煙は
アイオワまで流れていたとか。
今日、お店に私のホピの先生、シルバースミスのボブが
来て、彼も日曜日は実家のあるサードメサのホテヴィラに
ダンスを見に戻っていたと。
でも彼は火事のニュースをきいて、2時半には村を出ていた
と言っていました。
私がモエンコピでのクラウンに歓待された様子や、
お土産をいっぱいもらったこと、帰りも煙の中、パトカーの行きかう中、
無事に89番ハイウェイをフラッグスタッフまで戻って来れた
話をしたら、それは(すべてを含めて)ラッキーな1日だったね!
と言われました。
だってきっとあの後すぐに89番ハイウェイは閉鎖。
昨日もほぼ1日中閉鎖されていて、そのせいもあって
お店は死んだように静かだったのです。
日曜日にもらったお土産の中にあったピキブレッド。
湿気のないフラッグスタッフですが、一応湿気予防に
2つずつラップで包みましたが、こんなにたくさん!
(最初の写真)
この土日のセレモニーのために女性たちが焼いたピキなので
とてもフレッシュ!
コーン好きの私には野趣あふれるブルーコーンの香りが
たまりません。
ピキブレッドはブルーコーンの粉を、ある野草を燃やした
灰の上澄み液でとき、それを鉄板の上で薄く薄くのばして
紙状にしたものをくるくる巻いて作ります。
シンプルに見えますが、とても手間のかかるもの。
そしてホピにはハレの日の食べ物です。
下の写真でわかるように、こうやってきれいにはがれます。
お上品?に数枚ずつはがしながら食べるか、
このまま縦にがぶっと行くか、食べ方はこの2つ。
私がもらったピキは20個ありました。
手慣れたものとは言え、女性たちのその労力に感謝!
ありがたく頂きます。
ボブが言うには、もし89番ハイウェイが閉鎖だったら、
グランドキャニオンを回って帰るしかなかったらしい。
ボブに言われて、あらためて、そうか、私たちラッキーだったんだ
と認識したのでした。
モエンコピであのマッドヘッド(クラウン)がluckをくれたのかな・・・?

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