2018年2月14日水曜日

どれだけの命が銃で奪われても




私が朝、コンピュータでCNNのサイト
を見ていた時、速報でフロリダの高校での事件
が流れました。


その後、日本のニュースでも報じられました。


17人もの命が奪われて、
怪我を負った5人は重体だと出ています。


まあどれだけの命が銃犯罪で失われても、
アメリカ人は権利だと主張して
銃を手放さないし、
かと言って銃規制も全く進む気配もありません。


今日のフロリダでの銃撃の犯人は19歳で、
AR-15というライフルを所持していました。


アメリカでは(あるいはフロリダでは?)
18歳になるとAR-15は購入できるのだそうです。


バックグラウンドチェックでは
問題もなかったと。


バックグラウンドチェックって一体何でしょう。

精神病や犯罪歴?



お話は全然違いますが、
先日家人が見ていたYouTubeの音声が
私の耳にも入ったので覚えているのですが、
対談しているのは脳科学者の
中野信子さんで、彼女が話しておられましたが、
サイコパスになる人というのは、
ごくごく普通の人、
誰もがほめるようないい人、
に多いというような内容でした。


何か事件が起きた時、
まさかあの人が、
あんなにいい人が、
という近所や周りの人のコメントが
よく流れますよね。



今まで私が見知ったアメリカの銃撃事件
を起こした犯人で、
銃購入の際のバックグラウンドチェック
に引っかかったという人はいなかったように
記憶しています。


今日のフロリダの事件の犯人は
素行が悪くて、
高校を辞めさせられたようなことが
日本の新聞には載っていました。


それでもバックグラウンド(さえ)が
クリーンであれば、
ライフル銃を手に入れることができるのです。



もっともっと厳しい銃規制が行われない限り、
(そしてそれは限りなく不可能に近い)
アメリカ人の命は奪い続けられるのでしょう。






以下は朝日新聞からです

米国での主な銃乱射事件

1999年4月 コロラド州のコロンバイン高校で生徒2人が教師や生徒ら13人を射殺
2007年4月 バージニア州のバージニア工科大学で韓国人学生が32人を射殺
12年12月 コネティカット州のサンディーフック小学校で20歳の男が校舎に侵入し、児童を含む26人を射殺
15年12月 カリフォルニア州サンバーナディノで、イスラム過激派の夫婦が住民14人を射殺
16年6月 フロリダ州オーランドのナイトクラブを男が銃撃、49人が死亡
17年10月 ネバダ州ラスベガスで男がホテルからコンサート会場を銃撃、58人が死亡
11月 テキサス州の教会で男が銃を乱射、26人が死亡
18年1月 ケンタッキー州ベントンの高校で男子生徒が銃を乱射し、生徒2人が死亡
上のリストには2015年6月17日に起きた、
サウスカロライナ州チャールストン
の黒人教会で9人が射殺された事件
が抜けています。


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