2017年3月31日金曜日

自然の摂理とハト









去年、今のアパートに引っ越してしばらく
たったある時、家人が自分の部屋から
外を見ていて見つけた
巣で卵をあたためるハト。

向きは変えているようでしたが、
どのくらいそこでじっと動かずにいたでしょう。



そしてある日巣を見たら、
ハトは飛び立ち、巣も
ほとんどなくなっていました。


ところが数日前、同じ枝にじっと
うずくまるハトを発見したのです。


去年と同じように細い木の枝
を組み合わせて作った巣に
じっとたたずむハト。











この木の下から見上げても
巣はほとんど見えないんです。


そして私ははたと考えるのです。


このハトは去年と同じハトなのか。


おそらくこの近辺を生活拠点にしている
ハトだとは思いますが、
果たしてここを覚えているから
こうして今年も卵を孵すべく、
同じ場所に巣をこしらえたのか。



こんな雑多なハト1羽ですら、
自然の中で自分たちの生活と生きる道を
確保して生きているのですね。






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