今日はシニアマネジャーのウィリアムに
言われて初めてジュエリーの値段を付けました。
ほとんどがジャンクなのですが、
中にはシルヴァーやゴールドも。
私が値段を付けたのはそれ以外の、
売れそうなジュエリー。
はっきり言って、ウィリアムも貴金属の
値段を付ける、電気製品担当のジェイムズも
金や銀については刻印があるので、
重さを量ってそれに見合った値段を付けるだけ。
石のことなどはわからないので、
たまに偽ターコイズのネックレスやイヤリングに
すごい値段を付けてたりすることもあります。
私は天然石ならだいたい見分けがつくし、
値段付けたものをレジに持って行き、
ディスプレイをするキャッシャーの女のコに
これはジャスパー、これはアマゾナイト、などと
一応説明しておきました。
石のことよく知ってるわね、と彼女。
前の仕事はジュエリーサプライショップだったからね。
どのくらいいたの?
5年働いたよ。それに元々石が好きだし。
それ、ウィリアムに言った?
ううん、別に言ってないわ。
どうして?
どうしてってきかれてもねぇ。
ウィリアムはゲイだからか、男性の方をよく
信用してるみたいだし・・・。
何てことは言ってませんよ。
今日、ウィリアムが値段を決めたセイコーの
時計3つ。
1つは女性用、自動巻きで25ドル。
あとの1つは男性用、これは20ドル。
もう1つもフェイスがきれいなブルーで、
文字とまわりは金色です。
これも20ドルだと言うので、これゴールドだよ、と私。
一応ね、日本人でセイコーの名前にかけて・・・。
だって古いセイコーの時計で金色って
それはゴールドでしょ。
セイコーがそんな安っぽいもの作るわけがない。
ジェイムズにきいてみる、とウィリアム。
私の言うことは信じないんだよね。
何のことはない、ジェイムズ、
きみの言ったのが正解!
これはゴールドだよ。
ジュエリーの値段付けは楽しいな。
重いものはないし、
変わったネックレスや、古いアフリカかインドの
ビーズは出て来るし・・・。
でも遅番でやって来たオンナのアシスタントマネジャー
は私がジュエリーの値段を付けていたのを
見て、少々不満げ。
だって私、上手く出来ますもの・・・。
ってここだけのお話ですけれどね。
はっきり言ってジュエリーは任せといてって
言いたいところです。
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