2017年2月6日月曜日

ポリ袋を食べて死んだクジラ



死んだクジラの胃から30枚のポリ袋、ノルウェー


オスロ 3日 ロイター] - ノルウェーで、救助できず死んだ体長6メートルのアカボウクジラの体内から、30枚のポリ袋が見つかった。包み紙やパンの袋もあったという。
ベルゲン大学の専門家らによると、袋は腹腔内に入って消化システムを妨害し、食べ物の痕跡は見つからなかった。

動物学者のTerje Lislevand氏は「腹腔の一部に入り込んだというより、全体を占めていた。痛かっただろうと思う」と述べた。
クジラはノルウェー西岸沖で発見され、浅瀬から海上に追い戻す試みが何度か行われたがうまくいかず、先月28日殺処分にされた。今月2日に解剖され、最長2メートルを超えるポリ袋もあったという。
専門家は以前から、太平洋北部に数百万トンのプラスチックゴミが浮遊し、多数の生物の死につながっていると指摘している。

✨ ✨ ✨


ロイターのニュースからです。



太平洋北部に数百万トンのプラスチックごみ!


愚かで傲慢な人間が捨てたゴミ袋なんかを
どうして食べたの?

クジラよ。


海洋汚染がここまでひどくなっているなんて。


いったいどこから手をつければ
いいのでしょうか。


✨ ✨ ✨


先日、ホールフーズへ行ったら、
量り売りコーナーで
ブラジルナッツを買っていた女性。

これって生なのかしら?

と思わず聞いてしまったのですが、
彼女は自分が持参したプラスチック
の容器に
ナッツを入れていました。


日本にいる母は、帰った時、
ゴミ出しで、
プラ(スチック)が一番たまるのよ、
とこぼしていました。


今や、グローサリーを買いに
行くのに、バッグを持参する人の数は
増えていると思います。

でも買って来たものはたいてい
どれも、プラスチックの袋や
容器に入っています。


お水やペリエのボトル、
ミルクのボトルももちろん
リサイクルのゴミ箱に入れますが、
もう、とにかくリサイクルするしか
手立てはないのでしょうか。


そして海の上ではどうなっているのでしょう。


飛行機で空からごみを捨てるわけ
にはいきませんが、
船は海上を通行するのですから、
ある意味、捨て放題です。


あ〜!


空(空気)も海も土も
汚染だらけ。



✨ ✨ ✨  



いつもつぎのことを考えなさい。

いま、自分は何をしているのか。

自分のしていることは自分にとって

 大事なことなのか。

人にとって大事なことなのか。

そして大勢の人にとって大事なことなのか!

国じゅうの人にとって大事なことなのか。

世界の人にとって大事なことなのか。

この自然にとって、

あらゆる生きものにとって大事なこと

なのかよく考えなさい。

そして、もしそうでないと思ったら

やめるがよい。

なぜなら、この世のものはみんな

ひとつにつながっているからだよ。



手塚治虫のブッダ
救われる言葉
より


どっかの大統領に聞かせて
やりたいですが、
損得勘定と効率しか頭にない彼には
通じようもない言葉でしょうね。























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