「北海道は開拓者の大地」日本ハムの広告遺憾…アイヌ団体、配慮求める方針
北海道・新千歳空港に掲げられているプロ野球北海道日本ハムファイターズの巨大バナー広告にある「北海道は、開拓者の大地だ」との表現は先住民族の権利を害し遺憾として、アイヌ民族の最大組織「北海道アイヌ協会」(札幌市)が球団側に配慮を求める文書を提出する方針であることが7日、関係者への取材で分かった。
日本ハムの球団関係者は共同通信の取材に「解釈の相違であって、スポーツにおいて、チャレンジし道を切り開くという意味で使った」と説明している。
協会が問題視しているのは、空港の出発ロビーに掲げられている縦5・5メートル、横2メートルの広告の1種類。栗山英樹監督の写真とともに「北海道は、開拓者の大地だ」と表記されている。
北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長は「アイヌが見たら泣きたくなる。この1枚は取り下げるべきだ」と話している。
上は今日のサンケイスポーツの記事です。
「北海道は、開拓者の大地だ」ってキャッチ、野球と何の関係があるのでしょう。
「スポーツにおいて、チャレンジし、道を切り開く」という意味であって、アイヌ協会とは<解釈の相違>ですって?
私は野球のことは全くわかりませんが、日本ハムの拠点は札幌なのですね。
そして球団の名称は北海道日本ハムファイターズなんですね。
調べてみて初めて知りました。
市のフランチャイズ方式のメジャーリーグでは、球団の前には⚪️⚪️(都市名)がついています。
ロサンジェルスドジャーズとか、サンフランシスコジャイアンツ、というように。
ダルビッシュのいるレインジャーズとロッキーズとダイヤモンドバックスだけにはテキサスとコロラドとアリゾナいう州名がのっかっています。
レインジャーズの本拠地はテキサス州のアーリントン、ロッキーズはコロラド州デンヴァー、Dバックスはフェニックスです。
この3球団の名前に州の名前が冠せられた理由や謂れは、私には知る由もありません。
翻って日本のプロ野球の球団名には企業名がのっかり、ファンもその企業名でチームを呼ぶことが多いですよね。
<ハンシン(阪神)>だとか、<ヤクルト>だとか、<ソフトバンク>というように。<キョジン>は例外として。
日本ハムファイターズに関しては球団名に北海道がついているのでこのバナーに「北海道は‥‥」と来たのでしょうね。
それにしてもこんなことに私が疑問を持っても仕方のないことかも知れませんが、なぜ日本ハムはチーム名に<札幌>ではなくて、<北海道>を冠したのでしょうか。
<札幌日本ハムファイターズ>ではよくなかったのでしょうか。
またまたこのキャッチに戻ります。
「北海道は、開拓者の大地だ」
誰が作ったのか知りませんが、野球の球団の広告コピーとして、すばらしいと思いますか?
私には全くナンセンスに聞こえますが。
「アイヌが見たら泣きたくなる」
アイヌ協会の副理事長さんのこの言葉は、多少なりとも北海道のアイヌの歴史について本などで読んだことがある人なら、理解できるのではないでしょうか。
アメリカではいまだに「コロンバス(ブス)デイ」はオフィシャルな休日ですが、州によって扱いは違います。調べてみたら、アラスカ、アーカンサス、カリフォルニア、デラウェア、フロリダ、ハワイ、ミシガン、ミネソタ、ノースダコタ、ネヴァダ、オレゴン、サウスダコタ、テキサス、ヴァーモント、ワシントン、ウィスコンシン、ワイオミングの17の州以外の州では国の休日となっています。
決定された当初は、全米で祝っていた国の祝日であったはずなので、これらの州でこう決定されるまでには、様々な運動があり、議論もなされたはずです。
ちなみにこれだけインディアンの人口が多いアリゾナでも、州全体が保守的なので、<コロンバスデイ>は国の祝日扱いです。
アメリカの先住民としてのアメリカインディアンと、北海道の先住民であるアイヌ。
歴史一つを取っても、そのポピュラリティは比べようもありません。
どんなおバカなアメリカ人でも、「サンクスギヴィングデイ(感謝祭)」のいわれくらいは、どこかで、何かで見知っていると思われます。(そんなこともないかしら‥‥)
そんなインディアンと、教科書では「屯田兵」と為政者側からの簡単な「北海道開拓史」ぐらいしか学んでいない日本人との意識の差。
それがこんなキャッチコピーにも表れるのでしょうか。
殺す側、開拓する側、差別する側、の論理でしょうね。
恐ろしいのは、それをおそらく意識もしていないということです。
私は野球のことは全くわかりませんが、日本ハムの拠点は札幌なのですね。
そして球団の名称は北海道日本ハムファイターズなんですね。
調べてみて初めて知りました。
市のフランチャイズ方式のメジャーリーグでは、球団の前には⚪️⚪️(都市名)がついています。
ロサンジェルスドジャーズとか、サンフランシスコジャイアンツ、というように。
ダルビッシュのいるレインジャーズとロッキーズとダイヤモンドバックスだけにはテキサスとコロラドとアリゾナいう州名がのっかっています。
レインジャーズの本拠地はテキサス州のアーリントン、ロッキーズはコロラド州デンヴァー、Dバックスはフェニックスです。
この3球団の名前に州の名前が冠せられた理由や謂れは、私には知る由もありません。
翻って日本のプロ野球の球団名には企業名がのっかり、ファンもその企業名でチームを呼ぶことが多いですよね。
<ハンシン(阪神)>だとか、<ヤクルト>だとか、<ソフトバンク>というように。<キョジン>は例外として。
日本ハムファイターズに関しては球団名に北海道がついているのでこのバナーに「北海道は‥‥」と来たのでしょうね。
それにしてもこんなことに私が疑問を持っても仕方のないことかも知れませんが、なぜ日本ハムはチーム名に<札幌>ではなくて、<北海道>を冠したのでしょうか。
<札幌日本ハムファイターズ>ではよくなかったのでしょうか。
またまたこのキャッチに戻ります。
「北海道は、開拓者の大地だ」
誰が作ったのか知りませんが、野球の球団の広告コピーとして、すばらしいと思いますか?
私には全くナンセンスに聞こえますが。
「アイヌが見たら泣きたくなる」
アイヌ協会の副理事長さんのこの言葉は、多少なりとも北海道のアイヌの歴史について本などで読んだことがある人なら、理解できるのではないでしょうか。
アメリカではいまだに「コロンバス(ブス)デイ」はオフィシャルな休日ですが、州によって扱いは違います。調べてみたら、アラスカ、アーカンサス、カリフォルニア、デラウェア、フロリダ、ハワイ、ミシガン、ミネソタ、ノースダコタ、ネヴァダ、オレゴン、サウスダコタ、テキサス、ヴァーモント、ワシントン、ウィスコンシン、ワイオミングの17の州以外の州では国の休日となっています。
決定された当初は、全米で祝っていた国の祝日であったはずなので、これらの州でこう決定されるまでには、様々な運動があり、議論もなされたはずです。
ちなみにこれだけインディアンの人口が多いアリゾナでも、州全体が保守的なので、<コロンバスデイ>は国の祝日扱いです。
アメリカの先住民としてのアメリカインディアンと、北海道の先住民であるアイヌ。
歴史一つを取っても、そのポピュラリティは比べようもありません。
どんなおバカなアメリカ人でも、「サンクスギヴィングデイ(感謝祭)」のいわれくらいは、どこかで、何かで見知っていると思われます。(そんなこともないかしら‥‥)
そんなインディアンと、教科書では「屯田兵」と為政者側からの簡単な「北海道開拓史」ぐらいしか学んでいない日本人との意識の差。
それがこんなキャッチコピーにも表れるのでしょうか。
殺す側、開拓する側、差別する側、の論理でしょうね。
恐ろしいのは、それをおそらく意識もしていないということです。
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