2010年8月13日金曜日

アーティスト、マーカス、縁ってあるのかな

ランチに入ろうとタイムカードを押したとたん、
私に電話だと。
かけて来たのはマーカスでした。
月曜日に奥さんのRuthをフェニックスの病院へ連れて行って
その帰りにフリーウェイで車がオーバーヒートして動かなくなり、
牽引をしてもらってフラッグスタッフまで来て、
フラッグスタッフでここの病院にRuthを連れて来たということでした。
彼女は脳にガンが出来ていて、フェニックスのインディアンホスピタルと
フラッグスタッフメディカルセンターの両方で
診てもらっています。
ささっとランチを食べて、病院へ。
何とか見つけて車を停めたら、マーカスが病棟の建物の入り口に出て
私の名前を呼んでくれて助かりました。
Ruthは頭をきれいに剃って、やせ細っていました。
体はチューブだらけで、食べ物もチューブから注入するだけ。
いつもの調子でしっかりとはしゃべってはいたけれど、
私には彼女の状態の良し悪しは全くわかりません。
マーカスの息子さんとRuthの姪っ子が一緒で、
彼らをヴィレッジまで連れて帰ってくれる人を探して
あちこちに電話をしているのだと。
誰か(ホピの)お客さんが来たら、きいてみるからと
病院を去りました。
マーカスの1番下の息子だというニールはお父さんに似て
ほわっとしたやさしい男の子です。
写真に写っているようなガウンを私も着て、
病室に入りました。
ホピの村に初めて行った時だったか、
これも初めて立ち寄ったセカンドメサのジュエリーショップ
(そこがトリニのお店だったのですが)で
買った2つの指輪のうちの1つが
マーカスの作った<コーンボーイ>カチーナのものでした。
つけているとたくさん、いいわねというコメントをもらい、
私もその時点ではカチーナのこともあまり知らないまま
これを作ったアーティストを探そうと決めていました。
奥さんがガンになって、彼はジュエリーを作るのを辞めている、
という話を何人かのホピの人に聞いて、がっかりしていたところ
彼のお母さんを知り、そしてマーカスにたどり着いたのでした。
何と言うか<熊吾郎>みたいな人ですが(ごめん、マーカス)
子煩悩でとても心のやさしい人。
彼といるとこちらまで自然に笑顔がこぼれてしまう
そんな人です。
彼のジュエリーは毎日必ずどこかにつけています。
スネイクダンス、参加するの?ときいたら
僕はヘビが怖いから・・・とにこにこ笑っていたマーカス。
私にお金がいっぱいあったら、シルバーをいっぱい買って
彼にジュエリーを作ってもらって、売ってあげたいです。      

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