仕事場のお店にちょくちょく来る白人の
50代女性と先日、石を見せながらひまにまかせて
色々話していました。
お姉さん(か妹)がアラスカのワシラ(かの共和党副大統領候補の
ペイリンが住んでいる町)に住んでいるという話から
私もアラスカに住んでいたことがあるの、ということで
しばしアラスカの話題に。
行ったことあるの?と彼女にたずねたことから、彼女が
ひとりで79歳のお父さんを看ていることを知りました。
アラスカに行くには最低でも2週間は必要でしょう?
そんなに長くは家を空けれないの。
*
結婚して家庭を持ったのはテキサスで、今も21歳と26歳の
二人の子供はオースチンにいるとか。
私もね、若い時、父には苦労をかけたから・・・と
軽く微笑みながら話していた彼女。
私の働くお店に来ては、石やビーズを買って
ブレスレットやネックレスを作るのが彼女の息抜きなのでしょう。
*
この人もお店の常連のお客さんのホピの男性。
90歳近いお父さんのめんどうをリザベーションに住む彼と、
フェニックスの南に住むお姉さん(か妹さん)とで交代で
みています。
彼が狩りに行って家を空けると必ず「もう死にそうだ、
すぐに帰って来て」と
携帯に電話がかかるんだ、と話していました。
戻ってもお父さんはぴんぴんしている。
この間はちょこっと彼も不満をもらしていたけど、
お父さんを車でフェニックスに連れて行くのも、リザベーションから
4時間以上のドライブです。
いくら親のためとは言え、彼が負担に感じてしまうことを
誰が責められるでしょう。
*
そんな話を聞くたびに、長生きするのもなあなんて
つれあいと話します。
元気でいらればいいけれど、老いはそううまく行くとも限らないし
何が起こるか想像もつかない。
むずかしい・・・。
まあそういうことも考えて、出来るだけ体も鍛え、
出来るだけ長く自力で何でも出来るようにしておなかいとと
思う私なのですが・・・。
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