今日は珍しく仕事場のお店に日本人のお客さんが。
買い物をしたのはニューヨークから来ているという男性。
一緒に来た彼の知り合いらしき日本人の女性はこの町の大学で、
森林学のマスターを習得中。
彼女は木材のマーケティングではなく、エコシステムを勉強中だとか。
ここって松ばかりですよね、と私。
でもこのあたりの松って特殊な種類の松なんですよ、と彼女。
そうなんですか?松はどこで見てもおんなじに見えますが・・・。
このあたりの松はPonderosa Pineというのが正式な名称で、
ここの高度(2000M)の高さに生える松らしい・・・。
針葉樹の中でも特に興味が持てない松。
秋になれば、ネイティブ(主にナバホ)たちがグランドキャニオン
近辺やあちこちの松林に入って行って、
ピニョンと呼ぶこの木の実を拾います。
要するに松の実ですね。
それを洗って炒って、袋に詰めて売ります。
1度かりっと歯で割った実を殻ごと口に入れて、
上手に口の中で実だけ出して、殻をぺっと吐き出すのが
彼ら流の食べ方。
でも実自体が小さいので、私なんかめんどうくさくて、
あまり好きではありません。
美味しいのは美味しいのですけど。
でも彼らにとっては、冬の間の大事な栄養源(だったし、
今もそう)なのでしょう。
1本の木の実が7年か8年に1度しかならないというのも
何か不思議と言えば、不思議です。
松の木ばかりがまつじゃない。
なんて古い歌謡曲がありました。
(本当に古い!!)
Ponderosa Pineの実は実るまで7年も8年も待つんですね・・・。
ブログのコメントって初めて書くんですが(笑)
返信削除Ponderosa Pineと、その実の写真も添えて見てみたいです!