2017年4月21日金曜日

私にはクレイジーとしか思えないターコイズの値段とホピのバックル








アルバカーキに引っ越してほぼ1年
たちましたが、
オールドタウンに来たのは
2回だけ。


今日はお供で初めて、
ターコイズミュージーアムに来ました。


そこで聞いた昨今のターコイズ事情に
びっくり。


一見おだやかな話し方のオーナー
のビジネスのやり方の
上手さというか、したたかさ(当然
でしょうが)にもびっくり。


そして見せてもらったターコイズの
値段にこれまたびっくり!!!


ターコイズの価値なんて
全然わからない私なので、
いくら何でもそんな値段をつけるの?!
って驚嘆です。


希少で貴重なターコイズは今は
売らずに、あと数年の
値段の高騰を待つのだとのこと。


しかも現在、そういった希少ターコイズ
の一番のバイヤーは
中国なのだそうです。


ふぅっ、です。


そういえば昨年日本に帰った時に

テレビで見たドキュメントは
日本の海で珊瑚を違法採取する
中国船と中国の小さな港での
インタヴュー。


お店には超豪華な珊瑚の置物が
それこそ目が飛び出る値がついて
売られていました。


ターコイズにサンゴ、
中国人はそれでジュエリーを作る
わけでもなく、ただ飾るだけ。


だからターコイズもキャボションとか
ではなく単に
<標本>として買うのだそうです。



私には縁遠い世界ですが、
そんな話を聞いていたら何だか
腹が立ってきました。


珊瑚や希少ターコイズを買い漁る

中国人にも、そして話し方はソフト
なここのオーナーにも。


ハイエンドなジュエリーを作る、
いい石を求めるネイティヴのアーティスト
たちも、石の値段の高騰には
困っているはずです。



もちろん価値観は人それぞれだし、
私が腹を立てたところで、
希少ターコイズを求める人が
減るわけでも、
値段が下がるわけでもないのですが、
それにしてもこの異常さ。


ほんの数グラムのターコイズのキャブ

2個が、例えばお盆の時期の
全日空ロサンジェルスー羽田間
のエコノミー運賃よりももっと高い!


私には信じられない価格。


はぁ〜、です。








そこで見せてもらったホピの
スネイクダンサーのモチーフのバックル。


両サイド下のへびがかわいくて
とぐろを見なかったらあひる
に見えなくもない(失礼!)かも。


お顔も若く、ちょっとアニメチック?
なスネークプリーストです。



とにかく今日はいい勉強でした。



もう行くことはないでしょうが(笑)‥‥。









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