2016年2月14日日曜日

アムトラックで一緒だった女性はJedを知ってた!Small World!






アルバカーキからアムトラックは
北方向へ出発。

この写真の女性、フラッグスタッフから
乗ったのですが、
駅でシカゴへ行くと話していたのが耳に
残っていて、つい話しかけました。

シカゴまで行くの?

シカゴはこの路線の終点なのです。

すると彼女、シカゴからまだまだ先の
小さな町に住んでいるのだけど、
ジェロームにも住んでるのよ、と。

ジェロームに?
私ジェロームに友だちがいるわよ。

誰?

あなたはきっと知らないわよ。
シルヴァースミスなの。
Jedっていうの。

Jed、知ってるわよ!

私が働いていたバーに来てたわ。

フラッグスタッフから乗った、
シカゴ行きアムトラックの乗客の中に
Jedを知っていた人がいたなんて。

世間は狭い。

あるいは私は彼とはやっぱり縁があるんだなと。









彼女はいろんなことをする女性のようで、
ご両親が経営する町の小さなジムで
働く一方、
こんなレザーのフェザーで
イヤリングやペンダントや
ブレスレットを作っています。







スクラップレザーで作る
ハンドカットのフェザーのイヤリング。

これにフープをつけます。







1つ欲しくなった私はこちらを選びました。









ちょっと待って、と
私にフェザーを1つ選ばせて、
キーチェーンの金具をつけるニコールさん。

フェザーも道具もささっと出して来て、
さすがアーティスト。







キーチェーンの出来上がり。

ありがとう!





私が住むのはこのあたりなの、
と五大湖のスペリオール湖の端っこ
をペンで指し示してくれました。

彼女が、自分のラストネームのLAHTIは
フィンランド語で「フィンランドの小さな湾」
という意味なんだと教えてくれたので、

え、あなたフィンランド系なの?

聞けば彼女の祖父母がフィンランドからの
移民で、彼女の住むあたりには
フィンランド系の人々が多いらしい。

村上春樹の旅のエッセイを読んだばかりで
フィンランドのことがいまだ頭に
残っていた私は、
ついつい知ったかぶりで
パフィンの話や温泉の話を。

ニコールさんも1度行ってみたいのだ
と話していました。








これが今のところ私が唯一利用する
アムトラックの路線の汽車の名称です。

ポスターもカッコいいです。


私は展望車で外の景色を見たり
(と言っても、あまり代わり映えはしない
薄茶色の平原が続くだけなのですが)
そばにいた女性と話したりしながら
Lamyという小さな小さな町に降り立ちました。


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