2016年2月20日土曜日

ポール・オースターの世界にはまったら‥‥









物語の始まりからある地点まで読み
進めたところで
(ここまででも十分に起伏に富んでいました)


だがしかし、これはまだ話のほんの始まりなのだ。
いままで僕が書き綴ってきたものは、
いわば単なる序曲にすぎない。


そうなんだ。
とここまで読んだ部分の本の厚みを見たら、
まだ1/3もきていません。

じゃあ一体、これからどんなストーリーが
繰り広げられるのか。



✨ ✨ ✨



シティ・オブ・グラス

ムーン・パレス

偶然の音楽

鍵のかかった部屋



立て続けに読んだポール・オースター。

家にいて時間があれば
手に取って読まないと気がすまない本たちでした。


自身も石油タンカーに乗っていたり、
パリにも住んでいたという経歴もあり、
ある意味<放浪者>であった
(ありたかった?)人のようですが、
私が今回の「鍵のかかった部屋」を読んで
いて印象的だったのは、
終盤で「僕」がドア越しに話をする
ファンショーの語ったことです。


あるときは2か月くらいを
アリゾナの砂漠で過ごした。
アリゾナのホピ族居留地で、
その外れにある掘立て小屋で暮らしたこともある。
インディアンたちが部族会議を開いて、
僕に滞在許可を与えてくれた。


こんなところでホピが出て来たのです。

ポール・オースターも一体
ホピに行ったことがあったのかしら。


もう1箇所はファンショーの実家で見た
子供時代のアルバムあった

「おそろしく旧式の車」
の写真の中の<デソート>。


このブログの2012年9月5日、
<クラシックカー>のカテゴリーで書いてある
デソート。

実際に見たことがあった車だったので
ちょっとびっくり、そしてああ、あんな
車だったなあと思い出したのです。



さて次なるポール・オースターに出会える
のはいつなのでしょう。







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