2016年12月14日水曜日

オスプレイが落ちた、沖縄の海を汚すな!



✨朝日新聞の記事からです✨


米軍高官「被害与えず、感謝されるべき」 沖縄副知事に


沖縄県名護市沖に米軍輸送機オスプレイが不時着して大破した事故で、沖縄県の安慶田(あげだ)光男副知事は14日、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と抗議に不満を示したという。
    安慶田副知事によると、オスプレイの飛行停止と配備撤回を求める抗議文をニコルソン氏に手渡し、抗議したが、ニコルソン氏はかなり興奮した様子で「(事故を)政治問題にするのか」と言ったという。安慶田副知事は「県民はオスプレイの配備も訓練も認めていない」と述べたが、ニコルソン氏は最後まで怒りが収まらない様子だったという。
     安慶田副知事は面会後、報道陣に「謝罪は全くなかった。本当に植民地意識丸出しだなと感じた」と述べた。
     沖縄には2012年10月から米軍普天間飛行場宜野湾市)に順次24機のオスプレイが配備されたが、県や宜野湾市などは一貫して配備撤回を求めている。(吉田拓史)

    ✨下の記事は西日本新聞から✨

    今回の事故について、米軍は空中給油訓練中のトラブルだと説明している。機体や構造に問題はないと言いたいのだろう。しかし、オスプレイの特殊な構造や操縦の難しさが原因となったり、事故を重大化させたりした側面はなかったか。徹底的な究明が必要だ。
     日本政府も米軍任せにせず、主体的に調査に関与すべきである。米軍には物分かりの良い顔をして、国民の安全を守る責務をおろそかにするようでは、本末転倒とのそしりを受けるだろう。
     今回の事故を受け、沖縄でオスプレイの配備撤回を求める声が再び高まるのは必至だ。オスプレイは、陸上自衛隊が佐賀空港(佐賀市)への配備を計画している。住民の納得がいく原因究明がなされるまで、オスプレイの運用も配備計画もストップすべきである。

      オスプレイのことは前にブログで書いています。
      アメリカでも事故が多発していました。
      空中給油訓練中のトラブルって?
      私には想像もつきません。


      ニュースの写真で見た、沖縄の澄んだ海に

    大破したおぞましいオスプレイの残骸。

    私には戦闘機のことなんて、

    これっぽっちもわかりませんが、

    空中で、飛行しながら給油?

    一体どんなことをするのでしょうか。


    オスプレイ、1台が7210万ドルですよ。

    (単純計算でも日本円で82億円以上)

    これって全部私たちの払う税金なのです。

    アメリカ人はこんなことおそらく

    知りもしないでしょう。

    知ったとしても、軍事費?

    たいていの国民は

    使って当然でしょう、ぐらいの意識

    しかないはず。


    しかも激怒した在沖縄米軍のトップ、

    「被害与えず、感謝すべき」

    ですって?!


    安慶田副知事が言うとおり、

    「本当に植民地意識丸出し」です。


    「(事故を)政治問題にするのか」って、

    政治問題以外に

    どんな問題があるの?

    オスプレイが日本にあること自体、

    そして沖縄にこれだけの米軍基地があること

    自体、政治問題でしょうが。



    西日本新聞:「住民の納得のいく原因究明が

    なされるまで、オスプレイの運用も

    配備計画もストップすべきである。」

    住民の納得なんていくわけがありません。



    つい昨日、沖縄は「辺野古裁判」に

    敗訴したばかりで、

    すでに辺野古では隊舎工事が再開されるとのこと。

    願わくは「この事故は関係なし」

    とおっしゃる稲田防衛大臣のおコトバが

    覆されますように。


















4 件のコメント:

  1. この問題がうやむやになった場合、各陸上自衛隊の駐屯地にオスプレイを配備する予定らしいです。

    この一件で国の異常性が少しは国民に知れ渡りました、何としても沖縄側の意見を尊重し税金や人の命をどぶに捨てるそんな政権を打倒出来るよう頑張ります。

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  2. ここぺりさん

    コメントありがとうございます。

    FOXのワールドニュースによると、今年海兵隊の航空機による事故はこのオスプレイ
    が8件目で、昨年には6件、2014年には3件起こっていて、どれも空中飛行
    訓練の際に起こったものだと述べられています。

    米軍側はオスプレイの構造上の問題ではないと言っていますが、オスプレイ
    の事故は試作機段階から今回のを含め、これで10回目です(ウィキペディアより)。

    もちろん問題はオスプレイだけではないですか、オスプレイの配備を決めた時も、
    沖縄県民の意思も安全も無視、時の政府はアメリカの言いなりでした。

    ここぺりさん、頑張ってください。

    ところでアルバカーキという町に引っ越して、車で走っていると、黒い色の
    ニューメキシコ州のナンバープレートに黄色で<DV>という文字があるのを
    よく見かけますが、<DV>というのは、Disabled Veteran、つまり体に障害の
    ある退役軍人用のナンバープレートなのです。
    とにかくこの州でよく見る黒いナンバープレートは、退役軍人用の特別なもの
    でした。

    全米で最後から4番目に貧しいニューメキシコ州ですが、退役軍人への
    ベネフィットは全米で17番にランクされていることがわかりました。
    ちなみにカリフォルニアは33位、ニューヨーク州は44位、オレゴンに
    いたっては49位です。
    ニューメキシコは退役軍人に「やさしい」州なのでした。

    ミリタリーの国、アメリカを実感してしまう日常です。

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  3. 日本も軍国主義になりつつある今。スーダンへ派遣された自衛隊が帰還したときの支援等、何も話し合われていない事が悲しくて仕方ありません。

    戦地での激務で疲弊するであろう彼らの心と体を救う方法、こういう方法は是非アメリカに学びたいところです。

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  4. 2014年の時点でアメリカ国内の退役軍人の数は1千9百30万人。

    統計によると、例えばアフガニスタンとイラク戦争での退役軍人の中の
    270万人がPTSDやディプレッションなどの症状。
    これはヴェトナム戦争で戦った兵士の<総数>の260万人を
    超えているのだそうです。

    PTSDだけではなく、身体的な傷を負ったり、ハンディキャップに
    なったりした退役軍人たちが、治療やリハビリ等を含めて、
    どのくらいのベネフィットを受けられているのかは
    もっと調べてみないとわかりませんが、
    政府からだけではなく、民間からも含めて、サポートはまあまあ
    いいのではないかと想像しています。
    お国のためにserveした人たちなのですから。
    それでも治療費、医療費等に費やされる税金も半端じゃない額でしょうね。

    自衛隊員の支援に関する何のシステムも作らないで放り出す、
    考えられないことです。

    何か起こってからでは遅いです。
    ここぺりさんが悲しく思う気持ちは想像に難くありません。
    腹立たしい限りです。
    早急にそういうシステムをアメリカから学んで構築していく
    べきですよね。

    何でもアメリカのまねが大好きな首相さんですから、こういう
    ことも是非学んで欲しいですね。






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