以下は毎日新聞の記事です。
追跡2016
合宿体験!子どもたち、スマホ断ち 作ったのは友だち
スマートフォンに没頭して生活が乱れる小中高校生の「インターネット依存」を巡り、兵庫県が8月中旬に無人島で「スマホ断ち合宿」を実施するなど、行政や教育機関が対策を探っている。専門家が「子どもの“心のサイン”の側面もある」と指摘するネット依存。両親の共働きや遠距離通学といった環境の問題も背景にあり、社会全体が考えるべき課題といえそうだ。【井上元宏】
4泊5日で14人
兵庫県が実施した合宿は、都道府県初の試みだ。瀬戸内海に浮かぶ家島諸島・西島(同県姫路市)の自然体験施設で、小学5年生〜高校2年生の男女14人が4泊5日を過ごした。
合宿前、参加者の1日の平均ネット使用時間は2〜8時間。大阪の私立中学に通う兵庫県芦屋市の中学3年生は、自宅近くの友人が少なく、ラインによるネット利用が1日5時間に及んでいた。別の参加者の保護者からは深刻な声も上がっていた。「オークションサイトを11時間続けることもある」「勉強もスマホをいじりながら。取り上げると探し回って家を荒らす」 合宿ではスマホは離れのロッジで預かり、使用は夕方1時間に限った。グループで自炊し、昼はスイカ割りや海水浴、夜はトランプ。昔ながらのキャンプをしながら、スマホのある日常との違いを話し合った。
リアルの楽しさ
やってみれば、海で泳いで日焼けした「スマホっ子たち」は、かまどの煙で涙目になりながら昼食の焼きそばを皆で調理した。食べ終わると「トランプしよう」と声を上げ、ロッジへと駆け出した。隣島に魚を買い出す際には、船が待つ桟橋まで1キロほどの山道をダッシュする子もいた。
スマホを手にしたのは初日は2人。2日目以降は中学2年生の荒木星矢さん(13)1人だけで、しかも最終日には7分間に減った。12人は1回も触らなかった。荒木さんも「みんなで遊ぶとスマホと違う楽しさがある」と話す。
合宿の内容を企画した竹内和雄・兵庫県立大学准教授は「子どもたちはリアルな人間関係が築けず、ネットにはまる。付き合いをリセットできるネットの方が楽という子もいる。それでも合宿では依存から抜け出せた。リアルの楽しさを伝える仕組みが求められる」と話している。
目線・アイデア、重視の取り組み
内閣府によると、10歳以上の小学生のスマホ・携帯電話の利用時間(平日1日あたり)は、2015年度で2時間以上が17.4%、5時間以上も1.9%いる。寝不足や成績低下などにつながっているとも指摘される。
自治体などの取り組みは、子どものアイデアや目線を重視している例が多い。
岡山県では、自ら設定した時間以上スマホを使うと画面とバイブで警告する「桃太郎アラーム」を、県教委などが開発した。中学生が参加した「スマホサミット」で発案され、アンドロイド版のみだが無料でダウンロードできる。
大阪府は今年度、長時間のトークを断る無料通信アプリ「LINE(ライン)」用スタンプを計画する。高校生がデザインし、「寝不足ナウ」などとイラスト付きで告げる。
滋賀県PTA連絡協議会は、PTA大会で小中高生に利用実態を報告してもらっている。「叱っている大人が使っている」など、親には耳の痛い指摘も飛び出しているという。
✨✨✨✨✨
実は昨日も友人とスマホの話をしていました。
彼女も自覚はしていますが、
かなりのスマホ中毒。
ツイッターのフォローがすごいらしい。
植木等の歌ではありませんが
「わかっちゃいるけどやめられない」
日本で電車に乗ったりすると
ベビーカーに乗せた赤ちゃんにすでに
自分のスマホの赤ちゃん用のアプリか何か
を見せて、自分は連れの友だちとおしゃべり、
なんていう光景も見ました。
昨日話した友人のお友だちのお孫さんは
1歳半くらいからすでに
親ごさんがiPadなどを見せているのだとか。
この記事によると合宿参加者の
1日平均ネット時間は2〜8時間。
2時間と聞いても私なんかは驚きますが
8時間なんて、論外です。
公園のベンチに座っていても
手にはスマホ、うつむいているだけ。
車に乗っていても、信号で止まったらスマホ。
家人の仕事場ではひまな時は
みんな一斉にそのあたりに腰を下ろして
スマホの動画を見始めるのだと。
ていのいい暇つぶし用の高いオモチャ
としか思えません。
「勉強もスマホをいじりながら。取り上げると
家の中を探し回って家を荒らす」
これ(スマホ)なしではいられない、
これはもう中毒ですよね。
今のところどうしてもその必要性を感じない
私は、携帯電話は持っていますが、
スマホは持っていません。
あれば確かに便利、と感じる時もありますが、
あえてその不便利さも受け止めて生活しています。
あんな小さい画面を見続けていたら
目にも良くないし、
ツイッターなどヴァーチャルな世界の中で
視野も狭くなるでしょう。
脳に影響があるのは間違いなく、
それは何十年後の調査結果を待つしかありません。
私の友人が昨日、面白いことを言っていました。
ねぇ、それ(スマホばかり見続けること)
って何だかすごいもったいない
ことをしてるよね。
きれいな空を見上げたり、あぁ、今日の夕日は
すばらしいなあって感動する時間を逃してる
ってことでしょう?
夕日は一生懸命輝いてくれているのに。
見上げてごらん、夜の星を
この広い野原いっぱい咲く花を
そよ風がぼくにくれたかわいいこの恋を
花びらの白い色は初恋の色
胸にしみる空の輝き
これらはみんな1960年代後半から
70年代にかけて流れていた音楽です。
花や星や空や風
自然がいっぱい出て来ました。
若者よ、いえ人類よ、
スマホを捨てて自然と遊ぼう!
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