2019年7月22日月曜日

52日めに届いた荷物







母が亡くなって遺品の処理も終わり、
アメリカに戻る前日に郵便局から船便
で送った荷物が今日、届きました。

何と52日めです。

1つの箱は上の写真のように箱の一方の端
が大きく裂けて中に手すら入れられる状態。


でもとにかく失くされずに届いただけでも感謝です。








大きな箱が2つと小さめのが1つ。

失くなったら仕方ない、
と覚悟はしていましたが、
やっぱり届くとうれしいです。







病院食も含めて、自分の作るもの以外
一切口にしなかった母は、
かなり年を取ってもお料理することを
厭わない人でした。


ル・クルーゼのストックポットに別のお鍋の
すのこで蒸し物をしていたので、
左の蒸し器は助かります。

右はヴィタクラフトの大きめの片手鍋。







この大きさならパスタやおそうめん、
お蕎麦も茹でることができます。







これもヴィタクラフトの浅い両手鍋。
ふたはガラスです。


一人分のお鍋やすき焼きを作るのに買った
と生前話していました。

このお鍋、きっとすごく気に入ってたのでしょう、
私に、あなたが使いなさいと
何度も言っていました。








英語だとBraiserという種類の浅い両手鍋です。







これはもっと以前にもらって持って
帰っていた同じくヴィタクラフトの両手鍋。


煮物をして出来上がった後にふたを
閉めてしまって、中が密閉状態になり、
ふたを開けるのに苦労したと話していたので、
使いづらいと思ったのでしょう。


これで母からもらったヴィタクラフトのお鍋
が3つになりました。








左のパナソニックのミキサーと
右は母が長年使っていたコーヒーミル。


実はこのコーヒーミルがずっと
欲しかったんです(笑)。








セラミックのおろし器も。


52日かかりましたが、船便が3つそろって
配達されたなんてちょっと奇跡みたい。
アメリカの郵便事情から見れば。


お鍋さんにミキサーさん、
コーヒーミルさん、
これからは私が使わせてもらいます。


大事に使いますので、
どうぞよろしゅう!

2019年7月20日土曜日

アンティークストアで見つけたジャカラ



ブログが滞っています。

色々書きたいことがあるのですが、
ここのところ日本の選挙運動の動画を観る
のに忙しくて、
ブログを書くことから遠ざかってしまいました。









今日は先週、日本から来た友人と一緒に来た
アンティークストアにもう一度行きました。

実はお目当てのものがあったのです。







ところが決して安くはなかったそのジュエリー、
なくなっていたのです。


なかなかグレードの高いビズビーが
2つ付いたリングだったのですが、
オーナーに聞くと、
ディーラーが来て4000ドル分買って行ったのだと。


そういうこともあるのですね。
縁がなかったのでしょう。










先日来た時に、ガラスケース2段に自分の
ジュエリーを置いている考古学者だという男性がいて、
彼のジュエリーの中に見つけたこのジャカラ。


ジャカラはターコイズやコーラルの多重連
のネックレスのボトムにつけたものを
ホピもセレモニーの時身につけます。


今日のお店のオーナー曰く、元は
イヤリングだったらしい。








それがどうしてネックレスのボトムに
つけるようになったのでしょうか。


さてさて私はこれを何にしようかな。


やっぱりイヤリングでしょうか。



2019年7月7日日曜日

Simple is bestの極み








今日のランチはファーマーズマーケット
で買ったオーガニックトマトで作った
フレッシュトマトソースのパスタ
とポテトサラダでした。


玉ねぎのみじん切りをオリーヴオイル
で炒めてチキンボーンストックで少し煮た
ものを加えていますが、
それ以外はとトマトだけの、
シンプルの極みのパスタソース。


やっぱり美味しいです。


ポテトサラダの写真はありませんが、
玉ねぎ、ニンジン、キウリ、セロリ、ゆで卵、
ハムと具だくさんにしました。





オオカミを救おう








今日ファーマーズマーケットに行ったら、
ちょうど私が入ったところのすぐに
テーブルを置いていた男性。


(アラスカとハワイ以外の48州の)
アメリカのオオカミを保護するための
署名を集めていたので、
私も名前とメールドレスを書きました。






トランプ政権は資源の開発と称して、
アメリカの国立公園や周りの自然を破壊
し始めています。



経済しか頭にないトランプの政策の影響
はこういうところにも表れています。




セレスタイト








ファーマーズマーケットで鉱物ばかり
売っている男性がいます。

今日ものぞいてみました。


このブルーの石が気になっていますが、
何の石か聞いてみたら、
セスタイトという石でした。


上の写真で写っている薄いブルーから
濃いめのインクブルーの鉱物がセレタイトです。


帰ってから調べたらなかなかパワー
の強い石のようです。


きれかったです。


ほしくなってしまいました。






2019年7月6日土曜日

BodyPumpとBodyCombat







今日は土曜日で私の行くジムでは
クラスは午前中だけ。

アパートから10マイルちょっと(16キロ)の
遠い方のジムで9時からあった、
CatのBodyPumpのクラスに行きました。


Catはメンバーになったジムですぐに気に入った
インストラクター。

彼女は続いてBodyCombatのクラスも教えるので、
初めて参加しました。

BodyCombatはパンチとキック。
これはこれでまたハード。

カロリー消費もすごいです。






このジムにはチャイルドケアの部屋があり、
子供を連れてきてもそこに預けて、
安心してワークアウトができます。

クラスが終わったら、
Catの息子さんのアルバートがさっそくお母さん
にくっついていました。






彼女の息子さんは自閉症。

かわいいです。






帰りの車の中から撮った1枚。

あまり見ない看板です。


理容師募集ですか‥‥。



朝から2時間続けてのクラス。

あ〜気持ち良かった!

2019年7月4日木曜日

モールで見つけたインディアンジュエリーのお店







ジムが終わって、セールやってるかな?
と町の南にあるジムから、
ルルレモンの入る北のモールへ。


道路工事で工事はしていなかったけど、
道路が封鎖されていたので、
いつもと違う入り口から入ったら
モールの西側だったみたいで、
今まで入ったことのないお店がありました。






それがこのインディアンジュエリーのお店です。







ヴェリルの作品をお店で見たのは初めて。
かなりたくさん揃っていました。


ヴェリルは友人のマリィの義兄で、
かつて私がフラッグスタッフのジュエリーサプライ
のお店で働いていた時にはお客さんでした。










これみんなヴェリルの作品です。



そしてナバホのハリソン・ジムの作品も。












彼の作品もなかなかたくさん並んでいました。


残念ながら私が心惹かれるジュエリーは
見つからなかったです。

昨日、今日とジムでワークアウト



日本から帰って1ヶ月がたった6月の末に
やっとジムのメンバーになりました。

ツーソンに引っ越してからまともに
エクササイズも出来ず、
アパートから歩いて行けるジム
の会員になろうと思っていましたが、
急に日本に帰ることになり、
事情が事情だったので、走ることも、
何の運動も出来ずじまいでした。


いよいよ体重も増えてきてしまい、
これはいけないと、
試しにツーソンで人気のあるジム
を検索してみたらこのジムが出て来ました。









日曜日、何ヶ月ぶりでジムに行き、
BodyPumpというクラスとその後の
ズンバをしました。


さすがの私も翌月曜日は足と腰の痛みがすごい。
これだけのブランクがあっての
BodyPumpのハードなクラスだったので、
筋肉が悲鳴をあげたのでしょう。


そして再び昨日も別のインストラクターの
同じくBodyPumpのクラスに行きましたが、
やはりインストラクターによって内容は
かなり違っていて、
私は彼女の方が気に入りました。


そして祝日の今日、彼女が同じジムの
別のロケーションで朝9時から教える
というのでちょっと遠かったのですが、
朝6時起きで行きました。


彼女はただバーベルの揚げ下げ
を繰り返すのではなく、
ゆっくりとデッドリフト、
そしてスクワット、
早くする運動とのメリハリがあり、
こちらの方が効きそうです。


上の写真のように、
ステップの台とライザー、マット、






そしてこのバーベルに内側のウェイト
をつけて行います。






続いてのズンバも、昨日のズンバとはまた
全く違う内容で音楽が速く、
部屋にいっぱいのメンバーが前後左右に
動き、あちこちからの叫び(?)声と
すごいエネルギーが満ち満ちていました。



日曜日の朝、何ヶ月ぶりでクラスでバーベル
を持ってワークアウトする自分がうれしくて、
思わず笑みが浮かぶほとでした。


さてさてジム、頑張ろう!

三浦しをん







三浦しをんは「風が強く吹いている」
がすごく面白かったのですが、
今回は重厚なジョン・アーヴィング
の「サイダーハウスルール」を読み終えた
後だったので、
家人おすすめのこちら、
三浦しをんの「船を編む」です。


辞書を作る話というのは知っていたのですが、
タイトルの「船」と「編む」
という言葉が辞書とは結びつかなくて、
いったいどういう意味なんだろう
という疑問からスタート。


三浦しをんは軽めの文章、でも時に
鋭い言い回しや心を映す表現、
人間の様々な感情を言い当てている言葉使い
がしみる、非常にこなれた文章を書く作家です。


作家だから当然かも知れませんが、
読んでいる本の量はきっと
半端じゃない人なのでしょう。


ダレることもなく、潔く進む展開。


辞書というものを作る作業がどれだけ
緻密で大変なことなのか、
でもまたそれはいかに興味に満ち満ちた、
わくわくする行程なのかを
たっぷりと楽しめました。


アルバカーキからツーソンに引っ越す
際に処分した何冊かの分厚い辞書
のことを思い出して、ちょっと悲しくなりました。









そしてそのノリでこちら。

これもあっと言う間に読了。


登場人物が誰も魅力的で、
しみじみとさせられる物語でした。



そして私は再び翻訳小説に戻るのかな。