2018年1月31日水曜日

まだ満月かしら?









ジムのクラスが終わって外に出たら、
きれいな月が出ていました。


アメリカの月齢カレンダーでは本日、
1月31日はフルムーンとなっています。


月明かりで照らされた雲はまさに
真珠色に輝いて、
こういうお月さまもいいなあ。


明るい部分と暗い部分が滲むところ
この色はまさに
チョコレートムーンストーンの色。


こんなのを見たら、やっぱり
チョコレートムーンストーン
が欲しくなります‥‥。















普通のデジカメ(しかも古い!)
で望遠を撮るのは難しいです。


これでも当時は望遠に関しては
けっこういいカメラ
を買っていたのですけれど。



まん丸ですね。



朝はピンク色の幻想的な月、
夜はこんなまん丸いきれいな満月。



1月も今日でおしまいですが、
今月は元旦早々と今夜と、
最初の日と最後の日に
2回も満月が拝めました。



明日から2月です。




やっぱり活字! 読み出したら止まらない!「ミスター・ヴァーティゴ」









先日読み終えたポール・オースター
のエッセイ集、「トゥルー・ストーリーズ」
の感想も書きかけのまま、
<下書き>に収まっているのですが、
次の「ミスター・ヴァーティゴ」を読み
始めたら、もう止まらない。


文字もわりと細かくて、
物語としてはけっこう長そうなのですが、
ストーリーがどう転んで、
どんな展開になって、
どう終結を迎えるのか、
想像もつかないので、
早く結末を知りたい、
でも出来るだけ長くこの世界に浸っていたい、
というジレンマと戦っている最中です。



今まで読んだポール・オースター
の小説とは全く違うジャンルである、
「ミスター・ヴァーティゴ」は
9歳の少年が主人公で、
彼がとある人に拾われて、修行をして、
というお話です。


それにしても、こうなったら
ポール・オースターはとりあえず
全部、読破したいですね。



柴田元幸さんの訳も天下一品です。



🌠



それにしても「本」ってありがたいですね。


特に私は小説、物語が好きで、
その中でも翻訳小説が好きです。


なぜだかわからないけど。





「ミスター・ヴァーティゴ」はまだまだ
続きます‥‥。











スーパー、ブルー、レッドムーン








皆既月食は逃しましたが、朝6時に起きて、
デジカメを手に外へ出ました。


が、階段を降りて空を見上げても
月なんて出ていない。


確かに昨夜は真っ白な月
が出ていたのに。


アパートの建物の前の歩道に出て、
西の空を見上げて、はっと。


ぼんやりとですが、
赤い月が見えました。


何枚か写して、デジカメのバッテリー
が切れかけていることに気づく。


最近はiPhoneでばかり写真を撮っているので、
デジカメのバッテリーが減っていることに
気づいてなかったのでした。


慌ててアパートに戻り、
バッテリーの充電。


ちょっとだけ待ってまた、外へ。










沈みゆく赤い月が何とか撮れました。


もっと早く起きていれば
皆既月食も観察できたのに。



でも明るくなって来た薄青い空に浮かぶ
赤っぽい月はとても幻想的でした。



2018年1月30日火曜日

アップルストアで考えたこと



著者のことば 西部邁さん 最後まで貫いた自己

21日に入水して死去した保守の評論家、社会経済学者が、最後に放った文明論、人間論だ。死の10日前に、取材に応じた。「不完全な人間の作り出すイノベーション(革新)に、安直に飛びつくな。新しい便利なものをいずれは受け入れるにしても、一番遅れてでいい。僕の保守思想は、生活者の常識のような、普通に生きて死のう、という程度のものなのです」
 近代は、物事を形式と数量に還元して把握する、技術の文明だ。価値尺度は利便性だけとなり、人間精神の繊細さ、つまり文化は圧倒されている。「近代(モダン)とは模型(模倣=モデル)が流行(モード)する時代のこと」。その近代に、戦後日本は過剰適応してしまった。
 戦後の保守派が支持してきたアメリカ、革新派が支持したソ連は、近代主義を「個人主義的に実現するか集団主義的にやったかで、根本は同じ」。どちらも、歴史や伝統から離れるほど、「自由、平等、友愛に近づくと見なしてきた」。ところが、共産党の独裁だけではなく、「民主主義も容易に衆愚政治へと陥る」。

 さらに、アメリカを頂点とする資本主義については、「マルクスの理論はうそだが、気分は正しい」。資本主義は、何もかもを商品にして、費用対効果に還元する。「そんな下品な世の中は住むに値しない」
 近代の毒に抗するために大切なのが、「慣習の奥底から、その都度、発見される歴史の知恵。つまり伝統」だという。伝統とは「理想と現実の間のバランス感覚」であり、特定の制度やもののことではない。
 あるべき国家像を、仏の作家、カミュが論じたギリシャ神話の「シジフォス」になぞらえた。「国家は、永久に伝統を見つけ続ける作業を繰り返さなければならない。歴史を大切にして、おおまかな国民社会の結束を確認する。資本主義の暴走にたがをはめ、民主主義の腐敗に防腐剤をまく」
 戦後の北海道に育った。「土着性が希薄な移民の地に輸入民主主義。僕のアメリカ批判は自己批評につながっている」。自らを「故郷喪失者」と呼び、だからこそあえて保守思想を選んできた。最後まで、自己を貫いた人生だった。<文と写真・鈴木英生>


✨✨✨✨✨✨✨


私の使っているiPhoneがおかしくなって、
グーグルで検索しながら
自分で何とか復元はさせたのだけれど、
その後も問題は続く。

というわけで、今日はアップルストアに
行くことにしました。

家人を仕事場に落としてすぐにアップタウンへ。

それでもお店に着いたのは10時半近く。

列に並んで、ウォークインの予約を取り、
最初は1時間待ち。

そして前の人に時間がかかっているのでと、
15分がプラスされ、
ついにはその上にまた15分遅くなる。

待てなくなった時のことを考えて、
じゃあ、ジーニアスバーの予約を取っとくわ、
と聞いてみたら何と、一番早いので
2月の6日だと。

うそでしょ、と言いたくなる。

一番いいのは朝なるだけ早く来て、
今日のように並ぶことだと言われて、
とにかくもうしばらく待つことに。




待っている間に、私はなぜか
SMAPが歌って大好きだった、
「夜空のムコウ」
の歌詞の一節を思い出していました。


「あの頃の未来に
僕らは立っているのかなあ
全ては思うほど
うまくはいかないみたいだ」


そして毎日新聞の記事から引用した、
この西部さんの言葉。

原発からスマートフォーンから、
それこそおそらくAIも、
不完全な人間の作り出すイノベーションに
安直に飛びつくな、
という西部さん。

もうきっとこんな言葉を発せられる人は
いないのかも知れません。


夜空のムコウの歌詞と
西部さんのことを思ったら何だか
涙が出て来てしまいました。


かつて10代だった私は、
赤い公衆電話から、
たった十円で好きな男の子に電話して、
夜中、家の黒い電話機で、
何時間も話していました。


いつ帰って来るかも知れない好きな人の
アパートの部屋の前で何時間も待っては、
なぜかせいせいした気持ちで
すごすごと立ち去ったっけ。


西部さんが今の世の中、社会から
オサラバした理由が何かわかるような

気がします‥‥。







私のホピの友だちの一人の家には

Wi-Fiもなければ、4Kのテレビもない。

家族の誰もスマートフォーンは持っていない。



彼女は自分のガラケーの携帯を

おばか携帯と呼んでいますが、

少なくとも彼らが不幸だとは感じないし、

不便を感じているようにも見えなかった。



幸せって何だろう?


幸せはどこにある?










2018年1月27日土曜日

すっかり忘れていた、Bueford Dawahoyaのペンダント








ホピのペンダントの整理をしていて
見つけたKoyemsi ( Mudhead )
のペンダント。











もしかしたら買ったトレイダーから
作家の名前を聞いていたのかも知れない
のですが、私自身全く忘れていました。


このホールマークは、
先日コンサインメントストアで見つけて
買った、Beuford Dawahoya の作品でした。



これもチェーンを通して、
身につけないと!





2018年1月25日木曜日

軽いです、ワシントン産シラー








ちょっと試してみたかった
ワシントン産のシラー。


残念なことに、トータルワイン
では取り扱っていません。


今日見てみたら、1ドルオフのタグ。


16ドルかぁ。





カリフォルニアのシラーしか
飲んだことがないので、
ワシントン産のシラーの味は想像がつかない。


とにかく1ドルでも安いので、買ってみるか。











私が初めて飲んだサンタバーバラ
のシラーと比べたら、まあ何と軽い!


カリフォルニアのシラーしかシラーない(大笑)
私には信じられない軽さです。



お味は?


シラーないとは言いませんが、
私はやっぱりカリフォルニアのシラー
が好き!という結論に至りました。









ホールフーズでオーガニックコットンのカーディガンを









今日、ホールフーズマーケットへの買い物で、
入り口を入るなり、小さなラックに
30%オフのサインが出ている
オーガニックコットンのTシャツやパーカ。


ホールフーズでこういったアパレルを置いて
いるのは知っていましたが、
デザインもダサそうで、あまり真剣に
見たことはありませんでした。


でも今日はそのラックにあった
1枚のロングカーディガン?
に目が留まりました。


前がひらひらしたこの手のデザインは
もう長く流行ると言うか、
出回っていますが、
私はあまり好きではなくて、
買ったことはありません。


でも今日見た、これは
ちょっといいんじゃない?
と思い、値段を見つけようとしたのですが、
どこにも何のタグもなく、
値段の調べようがない。


仕方なくカスタマーサーヴィスデスク
に行って聞いたら、
彼女も、これでは値段の調べようがない
と今度はこれを扱っているデパートメント
の人を呼びました。


彼が売り場をチェック。



でもこのスタイルのものは最後の1枚。


彼の、この中で一番値段の低いのでレジを
打って、という指示で、
入力してくれたのは25ドルのTシャツの値段。


そこから30%オフなので、
20ドルもしませんでした。


ホールフーズではキャッシャーの値段の入力ミス
や売り場での値段の表示ミスの場合、
買ったものを無料にしたりするルールが
確かあるんですよね。


なのでこれもお店側のミスという扱いで、
こういう取り扱いになったのかも知れません。










インド製のオーガニックコットン100%。


家に帰って、このブランドのウェブサイト
で見たら、何と定価は66ドル!


半額セールでしたが、それでも33ドル。


わ〜お。


すっごく安く買えちゃいました。


今はまだまだ寒いので、
着る機会もないですが、
夏の日、タンクトップではちょっと肌寒い
という時にはおりたいです。








少しずつアマゾン化するホールフーズ










今日のグローサリーショッピングはまず
ホールフーズから。


フレッシュプロデュース(野菜、果物)
の売り場に立ててあったこのサイン。


元々値段は高めのホールフーズなので、
これがおそらくナチュラルグローサーズ
などと比べたら
たぶん同じくらいなのだと思いますが、
サインには
「新しい低価格」の文字。


さわったらしっかり固かったので、
オーガニックブロッコリ、買いました。


ブロッコリとアヴォカドは
できるだけ毎日食したい野菜です。










ここにも同じサイン。

私はこのジャガイモは好きではないので
買いませんが。


私が買うユーコンゴールドも値段
下げて欲しいなあ。










こういう間違った値段表示は困ります。


これはJapanese Sweet Potatoではないです。











これがJapanese Sweet Potatoですよ〜。


久しぶりにお芋のケーキを焼こうかな
とサツマイモ、買いました。


2018年1月24日水曜日

小さなジュエリー、ホピとズニ








今日は近くのコンサインメントストア
で2度目のアポイントメント。


今日は24品目持込めるので、
アイテムと値段のリストを作り、
出かけました。


歩いて5分ほどですが、
腰を傷めてから外を歩くのは初めて。


12月に置いたもので売れたのは
スカーフが1枚だけ。


お店のメリッサが、今日持って行った
もののチェックやら、リストの
コピーをして、
オーナーのケリーからは、
売れたものとまだお店にあるものの
リストのコピーと、わずかなキャッシュ
を受け取って、
せっかく来たからと(笑)、
ガラスケースのジュエリーを見てみました。


だいたいはコスチュームジュエリーや
インディアンジュエリーっぽいもの
がほとんどなのですが、
前回もホピのスネークモチーフの
ペンダントを見つけました。


今日は色が真っ黒になっていた
小さなホピのココペリモチーフ
のペンダントを見つけました。


裏のホールマークを見て、即決。


家に帰ってみがいたら、
ぴかぴかになりました。







ホールマークを調べたら、







あのBueford Dawahoyaのものでした。


アルバカーキのダウンタウンのアンティーク
ショップでもない、
こんな住宅街のお店にも
本物のインディアンジュエリーを
持ち込んでいる人がいるのですねぇ。


ペンダントの縦の長さは2センチ弱。


かつては大きいものが好きだった私も、
最近は小さいジュエリーに
目が行くようになりました。








もう1つ見つけたのは、
古めのズニと思われるベアクロウの、
小さな小さなピアスです。


ニードルポイントの細い細い
ターコイズ。


ポスト(スタッド)イヤリングは
よく落とすので好きではないのですが、
これはちょっと気に入ってしまいました。



古いインディアンジュエリーは
やっぱりいいですね。



結局受け取った金額よりも
ずっとたくさんの出費。


あ〜あ、ですね(苦笑)。


スリフトショップに寄付を持って行って、
結局お金を使ってしまうパターンと同じ。


長いことスリフトショップには行って
いませんけどね(笑)。


2018年1月22日月曜日

たまには違うブランドのヨーグルト








腰の痛みがいっこうによくならないですが、
今日はグローサリーショッピング。


まずトレイダージョウズへ。


その後、ミルクが減ってきたので、
当然入荷してるだろうと思って、
ホールフーズへ。


ところがいつも買っているミルクの
棚は空っぽ。


聞くと、明日入るかも知れない、
けど定かではないと。


あぁ、ホールフーズで買い物は終わり
と思っていたのに‥‥。


それではやはりナチュラルグローサーズ
まで足を運ぶしかない。


そう思いつつ、ヨーグルト売り場へ。


いつも買うヨーグルトをバスケット
に入れて、ふとそばを見ると、
セール中のヨーグルトが目に入りました。


Stonyfieldのヨーグルトは以前買った
ことがありますが、
その時はあまり美味しいとは思なくて、
それ以来買ったことはありません。


しかもセールになっているのは
グリークヨーグルト。


オーガニックも含めて、
グリークヨーグルトを作るメーカー
はそんなに多くありません。


なのでオーガニックのStonyfield
のホールミルクのヨーグルトを
買ってみました。


大きいサイズはプレーン、
小さい方はヴァニラフレイヴァー。






オーガニックでNON GMO。





右端は牧草を食べて大きくなった
というマーク。







10個で10ドルのセールだった、
小さい方のヨーグルトにも
このマーク。


こちらはヴァニラ味のを2つだけ
買ってみたのですが、
家に帰ってさっそく食したら、
美味しいです。


あまり酸っぱくないのが私好み!


ヨーグルト、Stonyfieldに変えようかな。




2018年1月21日日曜日

【激論!サンデーCROSS】西部さん、残念です








西部邁さんの訃報を私は
今朝の日本のインターネットのニュースで
知りました。


家人は昨夜遅くにすでに見ていたそうです。



かつて「朝まで生テレビ」
に出ていた頃は大嫌いでした。


自信たっぷりに「保守」の論理を
自信たっぷりに振りかざして、
反対陣営を負かす。


西部さんが朝生に出演しなくなってから
彼がかつては東大全学連の委員、
60年安保に深く関わっていたことを知り、
そのあたりから、
朝生を退いてからの
彼の話の内容も変わって来たように感じ、
だんだん興味を持ち始めました。




今朝見た突然の訃報に
驚き、そしてこんな動画を見つけました。


10月の15日放送のこの番組に
登場した西部さんの話、
まさに今の日本を言い得ていて、
非常に興味深く聴きました。

でもお話の最後のあたりで
「僕は近々死ぬんだから」
という言葉を耳にして思わずどきっと。


年齢的にもと言う一般論でおっしゃったのか、
それともこの時期すでに
彼の頭の中には
自分の人生の最後を想定して
いらっしゃったのか。



とにかく残念です。



ご冥福を深くお祈りします。







2018年1月19日金曜日

1975年製NOVA









今日のアルバカーキのお天気は
薄曇り。


家人を仕事場に落としてすぐに
行ったナチュラルグローサーズですが、
いつもに比べてすでにけっこう
お客さんが入っていました。


買い物を済ませてカートから車に
荷物を積んで、
カートをお店の中まで戻そう
とふとそばを見たら、
古そうな車。


 NOVAです。








運転席に座っている男性に、
窓ガラス越しに話しかけたら、
窓を開けてくれました。


聞くと1975年製のNOVAです。


1975年に買ってそれ以来ずっと
乗っているということでしたが、
あのおじいさん、
そんな年齢だったのかしら?


だって少なくても15歳から運転
してたとしても、
90歳?


そこまでのお年には見えなかったですが。










古いNOVAにはちょっとした思い出があります。


かつてロサンジェルスで知り合った
Y子さんが古い、
全く手入れができていないNOVA
に乗っていたのです。


それでも信号待ちで止まっていたら、
車を売って欲しいと言われるのだ
と自慢していたY子さん。



まだお元気でいるかなあ。