2016年4月6日水曜日

GMOアップデイト










4月号のNOISEに載っていた
GMOのラベリングについての最新情報です。









3月16日にあった上院議員の投票で、
いわゆる<DARK ACT>
(<
Deny Americans Right to Know>)

と呼ばれている法律が、
49対48という僅差で可決されなかった
というニュース。

<DARK ACT>とは、GMOの食材の
表示義務に反対する法律です。

ヴァーモント州はGMOの表示を
いち早く法令化した州ですが、
この7月1日からそれが実行されることになり、
これは食品業界を揺るがすことになるだろうと。



世界中では64カ国が、GMOの表示
を義務付けているのに対して、
アメリカではヴァーモント州、そして
カリフォルニアとオレゴンもこれに
続こうとしている。

ところがモンサントや(サランラップの)ダウ
といった化学会社や、
巨大企業であるコカコーラ、ケロッグ、ハインツ、
ハーシーなどを代表する
食品雑貨製造業者協会がこういった州で
反対の進撃を行っているのだと。



またコネチカットとメイン州は
ヴァーモントが実施するラベリングに
近い形の表示を始めようとしている
とも書かれています。

(みんなイーストコーストですね)


業界からのGMOの自主的表示を決めたのは
ホールフーズマーケットと、
メキシカングリルとしてチェーン展開
をするChipotle。

Chipotleは先週行ったアルバカーキの
アップタウン店でも長蛇の列でしたが、
そういった<こだわり>も影響しているの
かも知れません。


Cheerios(のシリアル)で有名な
大手企業のGeneral Millsは2014年に
ビートシュガー(砂糖大根、甜菜糖)と
コーンスターチ(トウモロコシは代表的なGMO)
の使用を排除すると発表。

Grape-Nutで有名なPost Foodsや
アイスクリームのBen & Jerry'sもGMO
フリーを宣言しています。



私としては、トレイダージョウがどうして
GMO表示をしないのかが不思議です。

オーガニックの表示はあるのに。



大豆製品はもちろん、コーンスターチ、
コーンチップス、コーンシロップを含め、
トウモロコシ加工品とお砂糖には
要注意です。

炭酸飲料からありとあらゆるものに
お砂糖は使われていますものね。


お砂糖はやっぱりサトウキビから作られた
お砂糖を使いたいです。












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