今日は昨日までの強風がぴたりと止まりましたが、
仕事場のパーキングからはまだ煙が見えていたし、
木の燃えるにおいがにおって来てもいました。
店のマネジャーいわく、今回のこの火事の煙は
アイオワまで流れていたとか。
今日、お店に私のホピの先生、シルバースミスのボブが
来て、彼も日曜日は実家のあるサードメサのホテヴィラに
ダンスを見に戻っていたと。
でも彼は火事のニュースをきいて、2時半には村を出ていた
と言っていました。
私がモエンコピでのクラウンに歓待された様子や、
お土産をいっぱいもらったこと、帰りも煙の中、パトカーの行きかう中、
無事に89番ハイウェイをフラッグスタッフまで戻って来れた
話をしたら、それは(すべてを含めて)ラッキーな1日だったね!
と言われました。
だってきっとあの後すぐに89番ハイウェイは閉鎖。
昨日もほぼ1日中閉鎖されていて、そのせいもあって
お店は死んだように静かだったのです。
*
日曜日にもらったお土産の中にあったピキブレッド。
湿気のないフラッグスタッフですが、一応湿気予防に
2つずつラップで包みましたが、こんなにたくさん!
(最初の写真)
この土日のセレモニーのために女性たちが焼いたピキなので
とてもフレッシュ!
コーン好きの私には野趣あふれるブルーコーンの香りが
たまりません。
ピキブレッドはブルーコーンの粉を、ある野草を燃やした
灰の上澄み液でとき、それを鉄板の上で薄く薄くのばして
紙状にしたものをくるくる巻いて作ります。
シンプルに見えますが、とても手間のかかるもの。
そしてホピにはハレの日の食べ物です。
下の写真でわかるように、こうやってきれいにはがれます。
お上品?に数枚ずつはがしながら食べるか、
このまま縦にがぶっと行くか、食べ方はこの2つ。
私がもらったピキは20個ありました。
手慣れたものとは言え、女性たちのその労力に感謝!
ありがたく頂きます。
ボブが言うには、もし89番ハイウェイが閉鎖だったら、
グランドキャニオンを回って帰るしかなかったらしい。
ボブに言われて、あらためて、そうか、私たちラッキーだったんだ
と認識したのでした。
モエンコピであのマッドヘッド(クラウン)がluckをくれたのかな・・・?
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