2019年10月5日土曜日

Jokerを観る







アメリカでも昨日から始まった映画
「Joker」。

当日行っていい席がなかったらいやなので昨日、
わざわざ映画館までチケットを買いに
行っていましたが、
いざシアターの中に入ったら、がらがら。

観客いない!







ヴェネチアで金熊賞。

私がいつも映画のレイトをチェックする
アメリカのIMDBでの評価は9.7。

観終わって家人は期待してたほどではなかった
という感想。
期待はしていなかった私は、
評判ほどでもないかなと。

要はジョーカーとなる主人公のアーサー
にどれだけ感情移入出来るかに
映画の評価はかかっているのかも知れません。

人はジョーカーになってはいけないと思いつつも、
私は結構アーサーの側に身を置くことが出来ました。

ひどい生い立ち、いじめられ、バカにされ、
公共サーヴィスにも裏切られて、
何じゃこりゃ〜とおかしくなってしまう心理
十分想像出来て、
理解出来ます。
アーサーほどではなくても、
それに近い経験はみんな何かあるのでは
ないでしょうか。


アーサーが地下鉄でたまたまエリートビジネスマン
を殺してしまったことから始まった
金持ちを殺せという暴動は、
格差が広がる一方の
今のアメリカで、本来なら起こるべき
トランプへの抗議行動であってもおかしくない
と思ったのは穿ち過ぎでしょうか。観終わって出て来たら、入り口にシェリフが二人、
暇そうにカウンターにもたれていました。

「ジョーカー(の上映)だから(来てるの)?」
とたずねたらそうだと。

こんな田舎町でも一応そういう対応をしてたのでした。









映画を観終わって外に出たら、上弦の月。








帰りに寄ったホールフーズマーケット
のパーキングで何があったのかシェリフの車が2台。
パーキングの車をチェック。

静かでリッチなエリアなのに、
やっぱりアメリカはコワいです。


う〜ん、ジョーカー、ちょっと惜しかった。




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