2019年10月16日水曜日

10年以上ぶりでLila Downsのコンサートへ



リラ・ダウンズの歌を初めて聴いたのは、
もう20年以上前のロサンジェルスです。

5月のシンコ・デ・マヨのイヴェントで
サンタモニカカレッジの野外ステージでの
ミニコンサートを観たのが初めてでした。


私は彼女の歌と声とメキシカンらしい美貌に
魅了されました。

当時はリラもまだ全然有名ではなく、
コンサートの後リラのそばに集まった女性たち
と会話したり、写真を撮ったり。

その時私も一緒に写真を撮りました。


その後、大胆不敵にも私はリラの生まれ故郷
であるメキシコ、オハカでコンサートがあるという
情報を得て、一人でオハカへ行きます。

ところがそんなコンサートはなかった!

日曜日の朝(どうやってたどり着いたんだろう)
コンサート会場のカレッジは閑散として
人っ子一人いない。

そんなオハカ体験をしましたが、
オハカは素敵な町でした。


アラスカのアンカレジに住んでいた時にも
彼女はやって来たんです。
あの時は感動でした。

記憶がちょっと曖昧ですが、その時私は
ボランテイアで、
コンサート会場で彼女のCDやTシャツ
を売りました。

アフターコンサートのパーティにも
参加していました。


アラスカからロサンジェルスに戻ってからも
何度かコンサートに行っています。

エコーパークのクラブであったライブでも
私はTシャツを売っていました。
あとの時のライブはほんと身内だけって
感じで、各テーブルではオハカから持って来た
メスカルを開けて、
ショットグラスのまわりに赤いお塩をぬって
メスカルを一気飲み。

メスカル(テキーラです)をストレート
で飲むなんて。
でもこれがおいしくて(笑)。


彼女を日本に呼びたくて行動を起こした
こともありましたが実現せず。


あれから20数年。


まさかツーソンでリラにまた会えるなんて。




















コンサートを知ったのは数日前。

席は2階席しかなくて、写真もうまく撮れていません。


オハカの衣装を纏ったダンサー、
トラディショナルなマリアッチのコスチューム。

曲はほとんどがスペイン語のもの、
11月初めにあるメキシコの「死者の日」
に因んだ曲が多かったようです。


以前のリラのコンサートとは全く違う、
派手で陽気なステージ。


初期の頃のメローでちょっと悲しくて
政治的な歌は全く歌わなかったです。


コンサートの場所によって選曲を変えていること
もあるかも知れないし、
まあそれが時間の流れなのでしょう。


それにしても20数年ぶりに、
しかも誕生日に観たリラのコンサート。


不思議な縁を感じました。




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