2016年4月10日日曜日

人間って面白い









段ボール箱や何やかんやをすみに
片付けて何とか足の踏み場を作り、
ふとキッチンのドアから外を見たら
お向かいのネコちゃんが窓辺にたたずんでいます。

こんな夜遅い時間に見るのは初めて。

外は暗いのに、何を思ってるのかしら、
とついついカメラを向けてしまう私。


エルザちゃんとももうすぐお別れです。


私が遅い時間までパッキングをし続けて
いるのを見て、自分はもう寝ると
ベッドルームに引き上げながらの
家人の言葉。

よくそんなにおんなじことを長い時間
出来るよなあ。


はい、これが私の長所です(笑)。



彼は陸上で言うならスプリンター。
確かに足は速かったようです。

短期決戦型、直感型人間。

何をするにも要領がいい。

でも(真逆の私から見たら)長続き出来ない。


私は実際、足は遅かったし、
短期決戦には向かないし、直感が働かなくて、
頭の回転が遅い(悪い?笑)。


何をするのも、決断も速いけれど、
ゆったり焦らない家人とは違って
せっかちですぐに焦る私なのですが

根気はいいのです。


人間って面白いですよね。











どうして第<4>の手だったのか









「ガープの世界」と「サイダーハウスルール」
は映画を見ましたが、どちらも
原作は読んでいません。

「サイダーハウスルール」は2度読みかけて
挫折しています。


手持ちのポール・オースターも読み終えて、
もう読む本はこれしかないと
いうので読み始めた
ジョン・アーヴィング「第四の手」。

いつ買ったかも覚えていませんが、
おそらく数年前に、ロサンジェルスに行った時、
ブックオフで買ったものです。

ジョン・アーヴィングだし、たった1ドルだし、
という理由で。

最初の部分では何度か大笑いする箇所。

何しろ女好きのプレイボーイが主人公で
ベッドシーンもいっぱい出て来るのですが、
何だかコミカルに描かれていて、
さらっと読み流すことが出来ます。


訳者の小川高義さんもアーヴィングのことを
<災害小説家>と呼んでいらっしゃいますが、
「第四の手」では取材中の事故で
左手を失くしたテレビ局のアンカー
である主人公が、移植により新しい手を得て、
それをまた失くすという<災害>を軸に
医者、テレビ局の同僚など、
主人公を取り巻く様々な人々とのからみで
物語は進みます。




<訳者あとがき>によると、
「ガープの世界」の最後は「ガープの世界観」
によれば、
「すべてこの世の人間は末期症状
の患者(terminal cases)である」と
結ばれているそうです。


なるほど。


五木寛之も何かのエッセイで
「この世を地獄だと思っていれば、たまに
いいことがあれば、
それをすごく有り難く思える」みたいな
ことを書いていたように記憶しています。



ほとんどの人間にとって人生は平坦ではなく、
大なり小なりの<災難>続きかも知れませんが、
そこへ多少の<救い>を経験した時の
有り難さ、うれしさ。



✨ ✨ ✨



さて片手を失くして、新しい手を得た
主人公が再びその新しい手も失くす。

なのにどうして「第四の手」なのか、

チャンスがあったら読んでみてください。










春の大掃除 3)食器好き、これも<欲>



<春の大掃除>。
実は引っ越しの真っ最中。

家人から口うるさく言われながらも
スリフトショップで気に入った食器を
見つけたら、我慢出来ずに買い続けた結果。

アリゾナに来て、引っ越し前より
倍近い食器の量になったのではないかと‥‥。

こんなの使わないのに、
何でこんなの買ったのかしら、
安いとは言え、この量、
半端じゃない‥‥。


先日朝日新聞の記事で、
前ウルグアイの大統領ホセ・ムヒカさんの
インタヴューを読んだばかり。

はい、私のこれも<欲>です。


持っておきたいものを最小限に留めるべく、
今まで後生大事に(使いもせず)所有していた
食器たちを、使ってくれる人の手に!

そういう思いっきりもけっこう
気分良かったりするものですね。









以前にまとめて箱に入れていたものも
開けて点検。

コーヒーマグは使うことがあっても
ティーカップって使わないんですよね。

紅茶もほとんど飲まないし。

どうしたものかと思案中。


チャーリー、買ってくれるかしら。








2016年4月9日土曜日

春の大掃除 2)少しだけ売れました









すご〜く久しぶりにエリックさんの
お店をたずねました。

今日の店番はチャーリーで
何か買ってもらえないかと価値があり
そうなモノを持って行きました。


毎日のようにスリフトショップに
処分するモノを運んでいますが、
多少でもお金になるのならと、
チャーリーに見せに行ったわけです。


黄色い大皿はフランコーマのもの。

かなり重くて、2枚しかないので処分を
決めました。

アンティークのプロのチャーリーが
フランコーマのこの黄色は見たことがない、
と言うので、
私、同じ色のボウル、持ってるわよ。
でもボウルはキープすることにしたの。


あとはピンクのディプレッショングラスの
ティーカップ3つと
中がピンクの花瓶。

ディプレッショングラスは売れるそうです。


花瓶はかつてウェストLAのグッドウィルで
見つけて買ったもの。

10数年前に、スリフトショップででも
10ドルくらい払ったはずです。

けっこう価値のあるものだと思い
ますが、私が何らかの手段で売れる
わけでもなく
思い切って処分することにしました。

運びずらい形ですし(笑)。

以前チャーリーに見せて、
これは欲しいと言っていたのです。


3種類6点で合計25ドル。



大好きなチャーリーがいくらで
売ろうが、私は気にしません。


買ってもらえただけで、
荷物が減っただけで、満足です。









春の大掃除 その1)ブックマンで









ただ今家中の<モノ>を整理中。

開けもしない英語の本や辞書をブックマン
に持って行きました。

査定?を待つ間、店内をぶらぶら。

するとフリーダとディエゴの画集発見。







これね、ついた値段が45ドル。







レジに持って行って定価を調べてもらったら、
定価は45ドル。

定価と同じ値段なの?

とたずねたら、これはブランニューだから。

ってあなたたち<中古屋>さんでしょう?

誰かが買ったものをここに売ったもの
でしょう?
<新品>じゃないじゃない。

あなたたちはこれをいくらで買ったのよ。


こんなビジネス、こんな田舎町でしか
通用しないんじゃないかしら。


私が持って行って引き取ってもらったものは
おまけしてもらって5ドルでした。




2016年4月6日水曜日

GMOアップデイト










4月号のNOISEに載っていた
GMOのラベリングについての最新情報です。









3月16日にあった上院議員の投票で、
いわゆる<DARK ACT>
(<
Deny Americans Right to Know>)

と呼ばれている法律が、
49対48という僅差で可決されなかった
というニュース。

<DARK ACT>とは、GMOの食材の
表示義務に反対する法律です。

ヴァーモント州はGMOの表示を
いち早く法令化した州ですが、
この7月1日からそれが実行されることになり、
これは食品業界を揺るがすことになるだろうと。



世界中では64カ国が、GMOの表示
を義務付けているのに対して、
アメリカではヴァーモント州、そして
カリフォルニアとオレゴンもこれに
続こうとしている。

ところがモンサントや(サランラップの)ダウ
といった化学会社や、
巨大企業であるコカコーラ、ケロッグ、ハインツ、
ハーシーなどを代表する
食品雑貨製造業者協会がこういった州で
反対の進撃を行っているのだと。



またコネチカットとメイン州は
ヴァーモントが実施するラベリングに
近い形の表示を始めようとしている
とも書かれています。

(みんなイーストコーストですね)


業界からのGMOの自主的表示を決めたのは
ホールフーズマーケットと、
メキシカングリルとしてチェーン展開
をするChipotle。

Chipotleは先週行ったアルバカーキの
アップタウン店でも長蛇の列でしたが、
そういった<こだわり>も影響しているの
かも知れません。


Cheerios(のシリアル)で有名な
大手企業のGeneral Millsは2014年に
ビートシュガー(砂糖大根、甜菜糖)と
コーンスターチ(トウモロコシは代表的なGMO)
の使用を排除すると発表。

Grape-Nutで有名なPost Foodsや
アイスクリームのBen & Jerry'sもGMO
フリーを宣言しています。



私としては、トレイダージョウがどうして
GMO表示をしないのかが不思議です。

オーガニックの表示はあるのに。



大豆製品はもちろん、コーンスターチ、
コーンチップス、コーンシロップを含め、
トウモロコシ加工品とお砂糖には
要注意です。

炭酸飲料からありとあらゆるものに
お砂糖は使われていますものね。


お砂糖はやっぱりサトウキビから作られた
お砂糖を使いたいです。












2016年4月3日日曜日

駆け足でニューメキシコへ



駆け足でお隣の州、ニューメキシコへ
1泊2日の旅。

前日にアルバカーキに泊まっていたので
2日目はここまで来てるのだから、
やっぱりサンタフェに行こう
ということで、
I-25フリーウェイを約1時間北へ走って、
サンタフェに。

家族でアメリカに引っ越して初めて
住んだ町がサンタフェで、
ロサンジェルスに引っ越してからも
フラッグスタッフに移ってからも
何度となく足を運んでいるサンタフェ。

私はサンタフェの町が大好きなのです。










サンタフェに行く目的は、
何と言ってもまずカフェパスカル
でランチをする!

1時半ごろに着きましたが、
ウェイティングリストには名前がいっぱい。

コミュニティテーブル(大きなテーブルに
相席をするのを彼らはこう呼びます)でも
いいか?と聞かれていいと答えて
待つこと15分。

案内されたのは、すぐそばの
8人がけの大テーブル。

さっそく私の隣りに座ったカップルの
奥さんらしき女性が話しかけてきます。

ここは初めて?と彼女。
いえもう何度も。かつてサンタフェに
住んでいたんです、と私。


私たちの斜め前に座った女性は
しきりに家人の隣りに座った
女性2人づれに話しかけています。

ちなみにその2人づれの一人の女性は
ヴィトンのトートバッッグ、
ピアスはバンクリーフ。

私の隣りのご夫婦の男性は
奥様からの誕生日のプレゼントだとおっしゃる
ニコンのすばらしいカメラ、
左腕にはごっついローレックス。

<コミュニティ>テーブルって
みんな(ご近所さんに話しかけるという)
使命でも感じているかのよう(笑)に
会話を交わすのですよね。

これには何となく(心の中で)
笑ってしまいました。







あまりそういうことにこだわって来て
いる風には見えないお客さんが多い気が
しますが、
 サーヴされる食事の食材がオーガニック
というのはうれしいことです。








家人がオーダーしたオーガニック
オレンジジュース。
フレッシュスクイーズではないのが
残念ですが。

私はオーガニックアガヴェシロップの
マルガリータ。








この日のスープはブラックビーンズと
ピーカン(ナッツ)とチポトレ(チリ)の
スープ。

スープと言うよりは、
やわらか目のナッツバターを食しているよう。

これが不思議なお味と食感。

不思議と美味しいんです。








パスカルでオーダーするのは
食べ慣れたこれ、
デュランゴオムレツ。

ボウルのスープとデュランゴオムレツを
二人でシェア。

これくらいで私たちにはちょうどいい
量です。








今回は友人の子供さんをさそって
やっぱりジョージア・オキーフミュージーアムへ。


展示の絵は昨年の秋に来た時と
変わっていましたが、
私の好きなカチーナの絵は
展示されていました。


いつ見ても惹きつけられます。









この絵をここで見たのは初めて。

馬の頭蓋骨にのせた白バラ。

何ともシュール(じゃありませんか?)
な絵ですよね。








今回初めて気がついた、
入り口のドアに貼られたこのシール。

銃は持ち込み禁止。








帰りのGallupの手前あたりの
日没。







フラッグスタッフからアルバカーキまで
が320マイル。

今日、車を出すのにこの2日で走った
走行距離を見たら、
810.4マイルでした。

ほぼ1300キロ。


買い付けでいらっしゃる方のこの
移動のハードさをしみじみ実感します。