堕胎、ゲイ、白人と黒人の世界など、 1987年に出版された小説ですが、 2019年の今読んでも全く古さを感じ させない内容です。
それにしてもジョン・アーヴィングはなぜ こういう物語を書こうと思ったのか、 物語の背景にあったものは何なのか、 出来るものなら聞いてみたいです。
妊娠中絶をめぐる問題は今もアメリカでは
論議をよんでいて、
つい最近もアメリカ南部のアラバマ州
やジョージア州などでは、
女性がまだ妊娠したと自覚しない
妊娠後6週間からの中絶を禁止する法案が成立して、
ハリウッドでも波紋が広がっている
という記事を読みました。
「サイダーハウス・ルール」の中で
堕胎を神の仕事と言い放つドクター・ラーチ
に言わしめるその論理はどこから来たものなのか、
ジョン・アーヴィングに聞いてみたい。
とにかく3度目の挑戦ではまってしまったこの小説。
読み終わった後もまだちょっと興奮しています。 |
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