2011年7月31日日曜日

7月最後の静かな日曜日はクッキング!



7月最後の日は日曜日。
と言うことは8月の始まりは月曜日から!
当たり前!
私は午後ずっとキッチンに立って、カレーと
ホワイトピーチのジャムを作っていました。
白桃って書くにはあまりにも日本のものとは違うので
やはりホワイトピーチにしておきます。
だいたいアメリカの桃はかりっとしていますからね・・・。
だからこの桃も買ってそのままキッチンに置いて
おいたのです。
出来るだけ熟れさせて、少しでもやわらかく
するために。

カレーは脳にいいらしいですね。
夏野菜のカレーと言いたいところですが
玉ねぎ、人参、ピーマンと赤ピーマン、
トレイダージョウの缶詰のコーン、
そして今朝買って来たオーガニックトマト。
たっぷりフレッシュトマト入りというのがいいでしょう?
(自己満足ですね、はい)

日本で買って来た粉末のカレー粉、
りんごカレールー、なかなか気に入っています。
チャツネ代わりに桃のジャムで甘味をつけました。
スープで、ごはんと、カレーうどんと
作っておけば便利なカレーです。

仕事場の裏の机でいつもランチを食べる私が
先日も持って行ったカレーを温めて
食べていたら、だまって裏のドアを開ける
ナバホのマネジャー。
それを帰って来てつれあいに話したら、
これって「インディアンフードなんだよぅ」って
言えばいいのに、と冗談を。
確かに慣れない食べ物のにおいというのは時に
我慢できないこともあり、
私も逆のことをすることもありますものね。

それにしても夏のカレーはまた格別。
さてひとっ走りしてからいただきますか!

そろそろと秋の気配


リンゴもこんなに大きくなって 、ぶどうも
出て来ました。
これはフラッグスタッフからフリーウェイI-17で
1時間ほど走ったところ、
Camp Verde というところから来る、
チャイニーズのオーガニックファームのスタンドです。


いつも買うMoonrise Farm のトマト。
今が真っ盛りです。
右端のピンク色のトマトはチェロキーパープル
という種類です。
隙間が空いているのは私が買った後だから・・・。
風味豊かな私の一番大好きな種類のトマトです。
今日も色々取り合わせてトマトだけで3.5パウンド、
1.7キロほども買いました。
先週卵を買ったおじさんは上の写真の
ナチュラルの肥料を作って売っています。
話が飛びますが、
CASTING という英語には色んな意味があるのですね。

私は仕事場で Sand Cast、 Tufa Cast、 Casting Grain
などなど溶かした金属を鋳造する(リーダーズ英和辞典)
という意味のCastという単語を使いますが、
このおじさんの casting はやはり辞書でひくと
ミミズの糞という意味です。
それは知らなかった!
昔からミミズなどの虫がいる土はいい土だと
言われて来ました
彼の作るこの肥料、きっといい肥料なのでしょうね。

で、今週も彼の卵を買いました。
茶色、白、緑色と種類の違った鶏が産んだ
卵たちです。
この卵、ゆで卵にしても殻をむくと、ぷ~んと
卵らしいいい香り。
香りって大切です。
野菜や果物など、そのもの本来の持つ<におい>
が失われて行っている現代においては・・・。
このファーマーズマーケットですが、
近くの通りに車を停めて外に出るともうすでに
フレッシュな玉ねぎなどのにおいが漂って来ます。
オーガニックであれ、そうではなくても
地場の採れたての野菜たちが放つにおい。
これこそ屋外での<ファーマーズマーケット>
でしか味わえない楽しみです。

これがジャネットのスタンドです。
彼女はフェニックスから来ています。
バナナブレッド、ズキニブレッド、ピーチパイ、
クッキーなどなど。



この間から甘いものが食べたくて、でも
これと言って見つからず、なので今日は
ジャネットおばさんのケーキを買いました。
上はキャロットケーキ。
下のはブラウニーに近いチョコレートケーキ。



曇り空に雨がぽつりぽつりと降りかけましたが
何とかお天気はもっていました。
朝7時の気温も18.5℃もあり、
寒そうで実はそうでもないというなま暖かさ。
7月31日。
今日で7月もおしまいです。
そして月はまた満ち始めています。

2011年7月28日木曜日

朝はジム、そのあとバファローパークへ

ここのところ走ることに集中していて
ジムでの筋トレが出来ていなかったので
朝ジムに行きました。
この日は体脂肪を計ってくれるというので
その時いたトレーナー(この間のブートキャンプの
時のトレーナーです)に計ってもらうことにしました。
身長、体重、年齢を言ってそれを入力して
はい、ここを握ってと言われて
目の前に差し出されたのはタニタの体脂肪計です。

私の体脂肪は21。
年齢にしたらまあ普通でしょうか。

その後朝食を食べて今度はバファローパークへ
つれあいと走りに。
彼はいつもジムのトレッドミルばかりで、
外をまだ1度も走っていません。
レースはほぼ1週間後です。
そんな彼も2周、4マイルを走っていたので
まあ何とかレースは走れるでしょう。
私も今日は5マイル走ろうと思って走り出しましたが、
2周でストップ。
あと1マイル、本番のレースで頑張るしかありません。

ジム、RUN、そしてピザ。
それだけのオフの1日でした。
そして7月も残りあと3日です。

ターンテーブルのあるピザ屋さん


最近うちの近くにオープンしたピザ屋さん。
初めて行ってみました。
ドミノス、ピザハットからレストランまで
ピザ屋の多いフラッグスタッフですが、そこにまたまた
新しくオープンしたピザ屋さんは、レンガの釜で
薪で焼いたピザが売りです。
だだっ広い店内はシンプルで、清潔な感じ。
そこへもってこんなターンテーブルとスピーカー。
そしてレコードが。



ターンテーブル、スピーカー、レコードは
オーナーの持ち物。
中から選んでコルトレーンをかけてもらいました。
う~ん、いい音!
B-52'sやPPMやらスティングもありました。
ここでレコードを聴きながらピザを食べるのも
悪くないです。
残念なことにアルコールは出していませんでしたが。

パタゴニアのメールオーダー

先日パタゴニアのチャットでオーダーした
スウェットシャツが届きました。
私のは秋物で新作。


オーガニックコットン47%、テンセル39%、
リサイクルポリエステル14%です。
薄手で肌触りがとてもいいです。
テンセルって天然素材とは言えないけれど
化学繊維でもない不思議な繊維。
アメリカで初めて洋服の素材として見たのは
もうずい分前のことです。
食べ物も素材にこだわってしまうので
身につける洋服の素材もやはり気になります。
値段の安さだけを追求しないで、
素材にも気をつかった衣類を作るメーカー
がもっと増えて欲しいです。

そういう意味でもやはりパタゴニアになってしまいます。

たとえ家の中で着るものでも着心地のいいものを
着ていたいですものね。
パタゴニアと言えども、実物を見ないで洋服を
メールオーダーしたのは初めてでしたが、
Seaweed という色も
いい色で気に入りました。

それにしても何がしかの荷物が届くって
何だかうれしいものですね。


2011年7月27日水曜日

今日はウォーキング


仕事を終えてバファローパークへ。
何となく(疲れてる?)走る気にならずに
今日は歩くことにしました。
カメラを携えて。

1週間来ないだけで、もうこんなに色んな花が
咲き始めています。


 サンフランシスコピークス。
シャープな山頂。
どこから見ても心が洗われます。




↑僕は<熊>じゃなくて<ライオン>さ。

↓はスティーヴとマリアン夫妻。


いつもは2マイルのトレールを約25分で走りますが
今日は歩いたので、40分もかかりました。
ま、たまにはいいです。
私は基本的にウォーキングというのがだめなんです。
<歩く>のはどこかへたどり着くという目的のため。
移動の手段。
でも今日は何となく、歩きながら考え事をしたかった
というのもありました。
仕事でのストレスを緩やかに放出したかった
というのもあります。

私が歩き終えてバファローパークの入り口に向かって
いたら、何と、スティーヴとマリアン夫妻に
出くわしました。
ライオンみたいにグルーミングしてもらったという
BEARという名前の彼らの愛犬を連れて。
そう言えばこのワンちゃん、ふさふさとした
長い毛並みでした。
確かに首のまわりの長い毛を残して
あとはさっぱりと刈り込んでいます。

この時間にはいつも散歩に来るの、と
笑顔で言ってたマリアン。
いつ会っても幸せそうなカップルです。

私は夕暮れのバファローパークを後に。
たまには歩くのもいいかな。

家に帰ってメールをチェックしたら、
オライビ8Kの主催者ジュワンからのメール。
レジストレーションフォームと参加料を受け取ったこと。
去年は走らなかった私に、
Glad to have you back this year.
というメッセージも添えて。


オライビのレースまであと1週間と少しです。

珊瑚


閉店間際に来たお客さん。
お店にあった天然石のチップ(さざれ)を
ほとんど買った上に、ワイヤーラッピングをするからと
シルヴァーの細いワイヤーなど
300ドルのお買い物。
その彼が珊瑚を買ったのであげるよ、と。
レジを終えて外に停めてあったトラックの荷台
を開けたら、そこには海底に生えていた時
そのままの真っ白い珊瑚。
どこの珊瑚なの?ともきく時間もなくて
1かけらもらってあわててお店に戻りました。

これがその白い珊瑚。
どこの海から来た珊瑚なのかな。

私にはこうして眺めるしかすべがありませんが。

2011年7月26日火曜日

もの忘れ、歳を取るということ

昨夜つれあいが仕事から普段より遅めに
帰って来て、ドアを開けるなり、キーを
忘れたとすぐまた出て行きました。
私はえ?何?どうしたの?とたずねる時間もなく、
何がどうなっているのかさっぱりわからない
まま彼を待つこと数十分。

家のキーと車のキーを別々にしている彼は、この日
車のキーだけ家に置いたまま
仕事に行っていたのです。

だから私がいつものように、仕事を終えて彼の
仕事場の駐車場に車を置いて帰って来ている
にもかかわらず、仕事が終わっても
彼は車に乗れず、歩いて家まで帰って来て、
そしてまた歩いて仕事場まで戻ったわけなのです。
(時間がかかるわけですよね)


そして今日は私の番でした。
仕事を終えてジムに直行。ジムから家に戻って
バッグやらランチボックスやら、荷物はみんな
運んだつもりだったのに
お昼に買っていたワインを6本、車に
置き忘れていました。

ジムから帰ってシャワーを浴びて、まだ元気が
あったので、(ワイン飲みたさと夜遅くに
彼を迎えに行くのがおっくうで)車を
つれあいの仕事場まで運転して、置いて来ました。
アパートまで半分以上歩いて来て、
やっとワインをそのまま車の中に置いて来て
しまったことに気づく。
せっかく今日買った、お気に入りのワインを
飲もうと思っていたのに・・・。
ワインに執着した私はこの時点でまた、すごすごと
彼の仕事場まで歩いて戻ったのですよ・・・。

ジムで2マイル走って、この往復の歩きが+2.2マイル。
シャワーを浴びた後の夕涼み気分の
ウォーキングはけっこう気持ちが良かったですが、
ワインさえ忘れずに家に持って帰っていたら
余分に歩くこともなかった。


若い時から忘れっぽい私と違って、わがつれあいは、
物忘れということがなかった人だったのに
さすがの彼も最近はこういうことが増えました。
やはり<歳>なのですね。

歳を取るってそういうことなのでしょうね。


体は鍛えているけど、脳も鍛えないと・・・。
でもどうやって?





2011年7月25日月曜日

原田芳雄と中上健次

朝日新聞の<どらく>で
原田芳雄さんのインタヴューがありました。
2008年6月25日掲載です。


インタヴューの中で3つの質問コーナーの
最後、人生に影響を与えた本は?という質問に
中上健次の本と答えています。
原田芳雄は毎年2月にある新宮の御灯祭りで
何度か神倉神社にも上っていたそうです。

原田芳雄と中上健次。

原田芳雄が中上健次の本をあげているのに
ちょっとびっくりしました。

我が家には映画「火祭り」の完成で
地元新宮にあいさつに来られた中上さんのお話の後、
近くの喫茶店に誘っていただいて
その後まだ小さかった息子が模型の電車を持って
中上さんと写した写真があります。

当時私たちは新宮に住んでいて、
映画の上り子のエキストラでわがつれあいも
神倉山に上っているのです。

原田芳雄も中上健次も二人とも好きでした。
こうこんな俳優も作家も出て来ないでしょう。

本人と家族の希望で戒名もつけなかったという
原田芳雄。
カッコイイです。
インターネットのニュースでしか見ていませんが、
集まった人やファンにも気に入っていた日本酒を
ふるまうなど、お葬式もしめっぽくなくて
カッコ良かった。

<どらく>のインタヴューを読んでも
年齢に関係なくしなやかな考え方。
どこまでも流れ続ける水のように仕事をされていた
原田芳雄という人の魅力がこれを読んでも
よくわかります。
松田優作も死んじゃった。原田芳雄も・・・。
好きな俳優が次々亡くなっていく・・・。

2011年7月24日日曜日

<まつも>と三陸の海


前にも1度いただいて、それを覚えてくださっていて、
今回の震災で大変な経験をした後、
やっとアメリカに戻って来られた方からいただきました。

今年は何だか<海草>づいている私。
大阪の美味しい塩昆布屋さんを見つけて
そこで塩昆布も何種類か買って来ました。
ごはん(お米)嫌いの私が
ここの塩昆布をきざんで3分搗き玄米ごはんに
混ぜておにぎりにすると、
たまらなく美味しいです。
妹は私に持たせようと通販で買ったという
有明産「わけあり焼き海苔」
を2パックも送ってくれました。

2年(3年?)ぶりに再会したMさんからは
たくさんもらったからと、これまた
塩昆布のおすそ分けをいただき、
そしてこの三陸産<焼きまつも>。

塩昆布はおにぎりに、焼き海苔は
鮭おにぎりに巻いて、
そしてこの<まつも>はそのままおやつ代わり
に食べちゃいます。
ぷ~んと磯の香りがして、歯ごたえもあります。

北海道と三陸(あるいは三陸のみ)にしか
生えないというまつも。
でも今回の震災による原発からの放射能で
海はどうなっているのでしょう。
やはりこれからも<まつも>は採れるのでしょうか。
採れたとしても、それは食べても
大丈夫なのか(大丈夫なことを願っています)。
潮も海水も流れ、まわり続けてはいるけれど、
地球規模で一体海には今、何が起こっているのか。



海の神様、教えてください。

ローカル(地場もの)っていいな

町のイーストサイドにあるピザ屋さんの
キッチンを借りてパンを焼いている
という男のコ。
小麦粉以外の穀類は自分で挽いているんですって。
小麦粉以外は全てオーガニックです。
私の前にいた白人のちょっとお歳を召したご夫婦の
だんなさんが、このパン気に入ったよ、
なんて彼に話しかけていたのが耳に入って、
それでどんなパンなのか、手にとって
材料を見てみました。
確かにいっぱい色んな穀類が入っています。


ものは試し、1度買って食べてみようと
7グレインのローフを買いました。
さっそく朝食にトーストして、バター、桃のジャムを
つけて食べてみましたが、雑穀のぷ~んと
いい香りがして、しかもこのスライスの薄さが
私向きです。
アメリカのパンはサンドウィッチ用と書かれていても
あるいはパン屋さんでサンドウィッチ用に
スライスしてもらっても けっこうぶ厚いのです。


コットンウッド(セドナのまだ南)から来ている
というこの男性が売っていたかいわれ?に
目が留まりました。
きいてみるとひまわりの発芽したもの。
サンフラワースプラウト。ちっちゃな葉っぱを
1枚もらって口に入れると、こく?があって美味しいです。
プラスチックのポットに入ったのを1つ
買って帰りました。
このデニスさんは卵も売っていて、えさは何?
ときいてみたら、放し飼いなので、その辺の草や虫、
メインのえさがとうもろこしではなかったので
1パック買いました。
売っているとうもろこし(のえさ)はだめだよという
言葉を聞いて安心しました。
お肉も鶏もえさが肝心ですからね。

濃い緑が栄養たっぷりな感じ。これをサラダの上に
ぱらぱらと・・・。

フラッグスタッフもここのところ暑いです。
今朝、ファーマーズマーケットに行くのに外に出たら
煙くさい。
まだ山火事が消えてないのかも知れません。

気温はけっこう高いですが、空の雲は秋の気配だし、
道沿いに生える雑草も
そろそろ夏の終わりに咲き始めるものが
ちらほら花開いています。

7月もあと1週間!

2011年7月23日土曜日

スリフトショップで見つけたジュエリー


久しぶりにランチブレイクに近くのスリフトショップを
のぞいてみました。
ジュエリーがたくさん入っていて、
見つけたこのネックレス。
おもしろいカットのクリスタルを太い糸で
古いパールのネックレスのように、一つ一つ
ノットでつなげてあります。
クラスプ(留め具)もシルヴァーで、
こういうフィッシュフックは割と高級なジュエリーに
使ってあるものです。
割と古いものかも知れません。



つけてみたら長さもぴったり。


それと銅のチェーンネックレス。
同じものが2つあったので、2本とも買いました。


シルヴァーの高騰もあるのでしょうが、銅は今
INな金属です。
関節炎に効くといううわさも手伝って、
仕事場でも銅のものを買って行くお客さんが増えています。

私も最初は何だか間の抜けた(ごめんなさい!)
色に見えて、興味を惹かれなかったのですが、最近、
この赤銅色がけっこう気に入っています。

このネックレスの留め具には
SOLID COPPER の刻印が押してあります。

シルヴァーはもちろん大好きですが、
銅も悪くないかな?!

久しぶりに石を買う

初めて好きになった石、ラピス。
ゴールドのパイライトの入ったナチュラルラピスも
だんだん少なくなって来ています。

セブビューティ。
お店もでネイティヴたちも、短く<セブ>と呼んでいます。
貝類のヒシはたいていフィリピン産です。
天然の紫色がきれいな貝です。

このあたりのネイティヴが好んで使う、
スパイニーオイスター。
メキシコ産です。
一番ポピュラーな色は朱色とオレンジ色、赤紫。
黄色はわりとまれです。
洋服の黄色は着ませんが、石の色としては
黄色はけっこう好きです。

貝の外側の固いトゲをそぎ落として、
厚目の貝を砕いてチップやヒシにしたのを
繋げてあります。

昨日お店にニューメキシコからやって来た
カップルがトラックに積んだプラスチックのケースに
入れたトルコ石やジェット、貝のビーズ(ヒシ)
などをお店で働く私たちに売りに来ました。

値段も悪くなかったので、久しぶりに石を買いました。

さて何を作ろうか・・・。

プラムのジャム



昨夜仕込みをしておいたプラムを
朝から煮込んでプラムのジャムを作りました。

アメリカで最初に作ったジャムは頂き物の
プラムででした。
自分で作るとこんなに美味しいものなの!
(すみません、自画自賛・・・)と、それ以来
ジャム作りにはまったわけです。
プラムのジャムを作るのは久しぶりです。

昨日仕事へ行く前に寄ったお店で
最初はまた桃のジャムを作ろうかと、
イェローピーチを袋に入れていたのですが、
今回はそばにあったプラムにしてみようと、
袋に入れていた桃を一つ一つ、また箱に戻して
いるのを奥から出て来た、ここのボスの一人
である男性が見て、そんなことをしてくれるなんて、
えらく感心されて、
その時手にしていたいくつかのプラムと
オーガニックチェリーを
ノーチャージにしてくれたのです。



話がそれますが、アメリカのマーケットでは
(ナチュラルマーケットも含めてどこでも)
買おうとして気が変わったものを
袋に入れたまま、そのままその辺に
ぽんと置いてあるのをよく見かけます。

果物や野菜だけでなく、例えば入れて戻すことが
出来ないコーヒーだとか、自分で好きな量だけ
計って買うような、小麦粉やお豆さんなどの
食品でもです。
見るたびにもったいないなぁと思います。

なのでこの男性は気が変わって買わないものを
ちゃんと元に戻している私に
もしかしてびっくりしたのでしょうか・・・。

ともあれそういういきさつのプラムで
今朝作ったジャムです。
プラムとレモン汁とハチミツだけ。
甘酸っぱくてこれもGOOD!




初めての体験

この木曜日は年に2回の恒例のパタゴニア
のセールが始まった日。
パタゴニアからのお知らせのポストカードが
届いていました。
それで私たちのパタゴニアストア
(専門店ではありませんが)ダウンタウンの
マウンテンスポーツへ、朝9時に行きました。

最近はここも品揃えが悪くなり、
セールでも掘り出し物がありません。
パタゴニアのセール自体の形態も変わって
セール対象商品も30%オフで、かつてのように、
商品に寄って値引きのパーセンテージが違って
半額になってたりというようなものはなくなりました。

サンタモニカの本店などは最近行けていないので
わかりませんが・・・。

私たちもセールになるたびに買い続けて
必要なものもなくなって来たのと、
夏のセールではあまり買うものがありません。
と言うのもここでは私たちには夏服はあまり
必要ではないからなんです。

なので今回のショッピングは少しだけ。
私は冬用に下着、Capilene の上下。
肌触りのとてもいい素材の黒のカプリパンツ。
ジム、ちょっとお出かけ、部屋着、
オールパーパス用です。

そしてこのどれもに↑の写真にあるように
糸巻きのマークがついていて
これはリサイクル可能な製品であるという印。




それと環境にやさしい素材を使った商品で
あることの説明。
これも私たちがパタゴニアの洋服を買い続ける
理由の1つでもあります。


セールから戻ってつれあいが欲しかったものを
パタゴニアのネットショップで探そうと
画面を開けて、商品を見始めたら
ライヴチャットでカスタマーサーヴィスの
スタッフが Hi! My name is.... 。

タイピングは遅いし、今まで試したことがなかった
のですが、結局ネット上では売り切れていた
サイズを探してくれて、ついでに私のはセールでは
なかったけれど、ギフトカードがあったので
それを使って購入。

ライヴチャットでショッピングするなんて初めての
経験ですが、話す代わりに言葉をタイピング
するだけの違いで、そんなに違和感はありません。
それに以外と楽しい!

おかげで?待ち合わせの時間に少し
遅れてしまいましたが・・・。

商品が送られて来るのが楽しみです。




2011年7月22日金曜日

100マイルに2マイル加算



北に見えるのはサンフランシスコピークス。
少し前にここのスキー場、スノーボウルで
拡張工事が始まり、それは浄化した下水の
人工雪を使うことの決定で、それに反対する若者が
工事を妨害したとローカルのフリーペーパーに
載っていたところ。


あ、自分の影!


車を停めたその目の前に生えていた草。
これってヨモギ?!
葉っぱを指でつぶしてにおいをかいでみたら
ヨモギのにおいなんですけれど・・・。


雲かと思っていたら煙でした。
山火事です。


違う場所から写したサンフランシスコピークス。



9時前で外の気温は22℃。
ここにしてはかなり暑い方です。

今日は仕事を終えてからバファローパークへ。
でも公園内のトレールは走らずに
公園から外へ出て、行きの1マイルは下り、
戻りの1マイルは上りという道路沿いの歩道を
走りました。
案の定下りは(1マイル)10分、上り(同じく1マイル)
は15分かかりました。

南東の空に浮かんでいた灰色の雲は
雲ではなく煙でした。
山火事です。

日本のことを思えばこれくらいの気温で文句は
言えませんが、ここにしては暑い!です。



2011年7月21日木曜日

ここ掘れ、わんわん、グランドキャニオンとウラン


昨日発行されたNAVAJO-HOPI OBSERVERです。
トップはグランドキャニオン周辺のウランの
採掘禁止期間が短くなるというニュース。
この新聞にも載りましたが、ほんの3週間前に
内務省長官のケン・サラザーが採掘禁止期間を
延長したとアナウンスしたばかり。
 
記事の右側の写真は、その宣言を出した
時に、グランドキャニオンの
サウスリムを訪れたサラザー氏が地元の
ネイティヴのファミリーと握手をしている写真です。



記事によるとアリゾナ選出の共和党下院議員
ジェフ・フレイク氏が付け加えた付加条項。
これが通過すれば採掘が早まる可能性が・・・。
このジェフ・フレイクが言うのは
(こっち側の人間の決まり文句。日本の原発誘致
でも使われた)雇用の促進と経済効果。

アメリカクリーンエナジー資源トラストの理事長
のパメラ・ヒルのコメント。
「・・・ACERT( American Clean Energy
Resources Trust) は今までだってもちろん、
ウラン採掘は環境的に安全に執り行われて来たし、
それはこれからも変わることはないと信じている。
エネルギーの自立と言う限りにおいては
ウラン採掘は地元のコミュニティをはじめ、
アリゾナ州、そしてこの国に多大な利益を生み出す
ものである」

このACERTのサイトに行ってみました。
大きな文字で何と書いてあると思います?

ぐじぐじグチを言うのは止めよ!
さっさと掘ろうぜ!

みたいなスローガンなのです。

これがだんだん現実化して来たら、反対運動が
活発化することは必至。
(って言うか反対しないと)
世界的に金属の値段が上がっている現在、
きっとウランも値が上がって、金儲けしか
考えていない鉱山主たちは
採掘を迫っているのでしょう。

ここにアメリカで1971年に出版された、
1970年度に起こったことを載せた年鑑があります。
その<エネルギー>の項目のページには
ペンシルヴァニア州で起こった、300トンの
原子炉圧力容器を運ぶトラックのタイヤの破裂で
輸送が17時間遅れたという記事が、
そのトラックの後ろを数珠繋ぎに車が続く
モノクロの写真とともに掲載されています。

ウランに関して言えば、鉱山内で採掘が始まる
ところからあらゆる事故が想定されます。
もちろん労働者、周りの環境への放射能汚染、
輸送上での事故、原発内での事故。
それでなくても仕事のないインディアンたちは
きっとまた採掘に駆り出され、そしてがん患者となって
行くことでしょう。

でも21世紀の今、それは許してはいけません。



私はこれからもグランドキャニオン周辺での
ウラン採掘から出来る限り目を離さず、
少しでも多くの人々にこの事実を発信して
行きたいと思います。

スローガンは
NO MINING!