2011年1月5日水曜日

マーカスがバホを持って来てくれた!



 


車のバックミラー用の大きい方は、先が焦げ茶で白い羽はイーグル。
真ん中がオレンジ色の細長いのはフリッカー(キハシボソキツツキ)
という鳥の羽なのだそうです。
啄木鳥の仲間なんですね。
これはヴィレッジに売りに来る人がいるんだと話していました。

2つ作ってくれたジャケットのファスナーなどにつけるお守りの
小さい方のはロードランナー(道走り鳥)という鳥の羽。
砂漠に生息する雑食の鳥で、マーカスはフェニックスまで
ロードランナーを捕まえに行くのだと言っていました。

☆

イーグルは4月から5月ごろ、イーグル(大鷲もしくは白頭鷲)の
ひなを捕まえて来て成鳥になるまで育てて、
7月のホームダンス(カチーナをサンフランシスコピークスへ見送るダンス)
の後、眠らせて羽をもらったイーグルを埋葬するのだそうです。

羽をつけた白いひもはコットンで、これもマーカスはお祖父さんから
作り方を習って、誰でもが作れるものではないのですって。

ホピにはカチーナダンスも含めて様々な年中行事がありますが
プレイヤーフェザーを作るのにも、こんなプロセスがあった
ということを初めて知りました。

マーカス、貴重なバホをアスクワレ!









朝、5時半。気温は-23℃

喉が痛くて目が覚めて、時計を見たら5時。
もちろん外は真っ暗。
蜂蜜生姜湯を作ろうとキッチンに行って、ベランダに置いてある
温度計を見ようと。
でもベランダへのドアが凍り付いて開かない!

ウェザーチャンネルで気温を見たら-2度。
これは華氏なので摂氏なら-23℃。
ちなみにアラスカはどのくらい寒いんだろうと、アンカレッジと
フェアバンクスの気温を見たら、そのどちらよりも
このフラッグスタッフの方が寒い・・・。
アンカレッジは-1℃、フェアバンクスですらただ今-11℃。

すごいなあ、ここの寒さって。
密閉性の低いアリゾナの建物の造りは、ヒーターの温度設定を
高くしても、あまり家中が暖かくなる感じがしない。
外の気温が低すぎるというのもあるのでしょうが。

こんな寒さの中でも風邪もひかず(少し風邪気味ではありますが)
今のところ仕事も休まず行けているのは、
多少でも日常的に体を動かし、食べ物に気をつけて
オレンジジュースをいっぱい飲んで、ヴィタミンCを摂るように
心がけているおかげでしょうか。
風邪をひいたら何よりも、食べ物が美味しく頂けなくなる
のと、(私にはこっちの方がもっと大事?)ワインが美味しくなくなる
というのが1番悲しいこと。
毎日美味しくワインを飲めるように、風邪に気をつけなくては・・・。

免疫力、自然治癒力、もちろん「脳力」も
様々な<ちから>が年齢とともに落ちて行きます。
前にもここで書いた、予備校の入学式での古文の先生の言葉通り、
下りエスカレーターに乗っている私たちは、何もしなかったら
どんどん下って行くだけ。
何もしなかったら様々な<ちから>は落ちるばかり。

☆

先日公共放送のテレビ番組で「白頭ワシ」を追った
ドキュメントをしていて、思わず目が離せなくなって、
あまりテレビを見ない私が最後まで見てしまいました。

木の枝や水草を運んで来ては巣を作るオス。
やがてカップルになり、メスは卵を産み、それを2羽交代で暖める。
冬の嵐の中、えさを求めて飛び立ったメスは戻らなかった。
(あとでテレビカメラが雪の中で死んでいるメスを映していました)
お腹を空かせたオスは結局、卵を捨てて、自分だけ生き残ることを選びます。

別のところで孵ったヒナたちは成長して、初めてのフライト(?)、
そしてえさ取りに挑戦です。
自然界は厳しい。
引きこもってなんかいられない。

新しい年が始まって、今年は何をしたいというほどの決意も
今のところ思いつかない私ですが、少なくてもこの歳でも仕事があり、
働けるということはありがたいことです。
それは逆にこんな田舎だからというせいもあるのかも知れません。

とにかく健康で働けて、日々美味しくワインを飲めたら、
こんなに幸せなことはありません。

<小確幸>って小さくても確実な幸せ。
ちょっと古いエッセイの中に出ている村上春樹さんの造語ですが、
人生、これが一番かも・・・。



2011年1月3日月曜日

パニックシンドローム

昨日のツアー(まだトレーニングです)でご一緒した
のは娘さんを含む親子3人のご一家でした。
話し好きのお父さまはがっちりとした、漁師さんか居酒屋の
ご主人といった風情の方です。

ガーランズというインディアンジュエリーショップにご案内して
娘さんがカチーナ人形に魅せられたようで、
次から次とカチーナの説明を求めます。
お店のロンもとてもていねいに、1つ1つのカチーナの
ストーリーを話してくれます。
結局彼女はカチーナ人形を4体購入。
こんな日本人のお客様は珍しいです。

お父さんは、ロケットを探していましたが、インディアンジュエリーで
あまりロケットは見かけません。
おききしたらニトロを入れるためだと・・・。

☆

私もアメリカに来る前、ずいぶん前のことですが、
やはりニトログリセリンを処方されていたことがありました。
当時はおそらく、日本では病名すらなかったかも知れません。
たまたま同じ症状を持っていたアメリカ人の友人がくれた本が
<ANXIETY DISEASE>という本だったことを今も覚えています。

☆

そのお父さんはもう長いこと飲んではいないのだけど、
今回アメリカに来るというので念のため携帯して来たのだと
話してくださいました。

去年知り合った日本人の方も同じ病気で、彼はお薬を
飲んでいました。
(すっかり良くなられましたか?)

病気って何でもそうですが、なった者にしかわからない怖さ。
これが始まると、心臓ぱくぱく、呼吸困難、死ぬかと思うのだけど、
検査をしてみると実際はどこも悪くない・・・というパニック障害。

何だか立て続けに私もかつてそうだった病気の方をしかもアメリカで知って、
今やこの病気が以外と身近なものだったのかと少し驚きました。

人間の体って以外と丈夫に出来ていると思う反面、
精神的なことで死にそうになるほどの症状を呈することもある。

私はアメリカに引っ越してしばらくの間は時々、この発作が
起こって、日本の知り合いの漢方の先生に
電話をかけたこともありました。
それがいつしか起こらなくなり、たまに起こりそうになっても
そこまでひどくならないうちに自分でコントロール出来るようになりました。

でもそれと引き換え(?)に高所、閉所恐怖症に・・・。
それもアリゾナに引っ越してからです。
今はこれもだいぶん慣れましたが、きっとこの標高の高い
場所に住むようになったのがきっかけのような。

じゃあ考えてごらんよ、僕たちこの丸い地球の上で
立って生活してるんだよ。
それを思い描いてごらん。
すっごく怖いことじゃない。

と言ったのは仕事場のお店のお客さんで催眠療法師のJ。
1度セッションをお願いしようと思っているうちに私もだんだん
アリゾナの狭い道、山道、急カーブにも慣れて来て、
ま、いいかと思うようになりました。

えらそうなことを言うつもりは毛頭ありませんが、
何事もまず自分で治す、あるいは症状を良くする努力をしてみると、
以外と簡単なところに解決法があったりするものです。

例えば私は強風の中を運転するのがとても怖かったんです。
(こういう砂漠の土地柄なので、行きは穏やか、帰りは
強風ということがよくあり、大きな4RUNNERでもハンドルを取られます)
ひどい時は風速50mとかです。
でもある時、ふと風と仲良くしようと思ったんです。

風さん、あなたも吹きたい理由があるんだよねぇ、なんて
ハンドルを握りながら、心の中で話しかけたんです。
それだけのこと。
すると何だか恐怖心がかなり薄れたんです。

長くなりました。
アリゾナの風さん、今年も仲良くしましょうね。










2011年1月2日日曜日

今年はうさぎ年


今年はうさぎ年です。
うさぎと言えばこの絵本<うさぎの島>。
最初は確か<うさぎのぼうけん>というタイトルだったような気が
するのですが、私の思い違いかも・・・。
息子が幼稚園の時に買って、ずっと持っています。
この本の絵を描いたイエルク・ミューナーさんの絵の展覧会も
この当時あり、見に行きました。
この絵本、6歳からとなっていますが、大人でも十分楽しめる
と言うか、ためになる内容です。
この二人で作ったもう1冊の絵本
<ぼくは くまのままで いたかったのに>
という本も自然破壊をシニカルに描いたとても悲しいストーリーです。


やはりうさぎと言えばピーターラビット!
かわいいですよね。
私にとってのキャラクターものは、ピーターラビット。
うちにある古いものはイングランド製だけど、
今はもう外国で作られているのでしょうね・・・。

いい歳になってもピーターラビットへの愛着は消えない。
村上春樹がかつてやっていたジャスのお店の名前も
猫好きの春樹さんらしくピーターラビットならぬ、ピーターキャットでした。

うさぎ年。
どんな1年になるでしょう・・・。

1月2日、セドナが私を待っている・・・



雪のセドナへ再び。
SLIDE ROCK STATE PARK はすごい雪で
駐車場へのゲートは閉まっていました。
でも路肩に車を停めて、写真を撮る人もたくさんいました。
川の流れを見たかったけれど、閉まっているので
どうすることも出来ません・・・。


でも湧き水はこんこんと・・・。
周りはこれまたすごい雪。
セントルイスから来たという女性もお水を汲んでいました。
どうやってこんなローカルなスポットを、と思ったけれど、
YOU TUBE でしっかり露出しているのですね。


またまた雪の予報が出ている北アリゾナですが、
今日のセドナには真っ青な青空が広がっていました。

今年はニューイヤーズデイが土曜日だったので、
私の仕事も土日と連休でした。
明日からまた日常に戻ります。

アメリカは基本的に祝日は1月1日だけ。
クリスマスが最大のホリデーなので、それが終わるとひっそり・・・。

1オンス30ドルを超えてクローズした昨年末のシルバーマーケット。
3年前の1.5倍です。
さて今年の展開はどうなるのでしょう。
そんなことも気になる私の2011年の幕開けです。


2011年1月1日土曜日

年が明けての大片付け


スリフトショップで買って来ては少し着て寄付、を繰り返す
私のペンデルトンのウールシャツをめぐる旅。
なぜかわからないけれど、このウールのシャツが病的に好き。
(病的に好きなものがあり過ぎる!ってしからないで!)
70年代から続いています。

ここで(残すべきものとして)行き着いたのは、何はともあれ、
結局チェックの色合いに尽きると・・・。
右上のは珍しいスモック風ジャケット。
フラッグスタッフに来て、同じチェックのシャツ(右下)を見つけて
つい買いました。これは子供用。

長いことクローゼットの整理をしていなかったので、もう何が
衣装ケースに入っているのかも忘れてる。


これもこの町のスリフトショップで見つけたシエラデザインのジャケット。
MADE IN USA です。


これは私が見つけたものではないですが、パタゴニアのジャケット。
古着に関してはプロのNさんが買ったのを頂いたもの。
すっごく気に入っています。
今は悲しいことに、スリフトでももういいものは出ない・・・。





ペンデルトンも今はブランケットと少しのものを除いては
すべて中国製。
懐かしきこのタグたち。
きっと作られた年代によってタグも違っているのでしょうね。

そんなことを考えながら靴と衣類の整理。

今日土曜日はいつもなら仕事だけど、ニューイヤズーデイの祝日でお休み。
明日は日曜日で、土日と連休。
フルタイム、しかも週末が休みじゃないシフトで働く人間にとっては
うれしい2日連休。
というわけで今日はゆっくり起きて、お雑煮を作って食べて、
ジムに行ったあとは自由時間!
とは言え、家の片付け。

でも忘れられていた服たちを取り出して、あ、こんなの、
というのもまた楽しいものです。

そんなこんなで2011年元旦も過ぎて行きます・・・。
ジャクソン・ブラウンを聴きながら。

新しい年の始まり、新しいカレンダーはエコでした


今年のカレンダー。
これは写真がきれかったので、買ったのですが、
何とニューエイジ系みたいでした。
ECKHART TOLLEという人はこのカレンダーの写真を撮った
人だとばかり思って、開けてみたら、写真の横に何だか詩のような
ものが・・・。
写真の説明を見たら、写真はこの人と全く関係がなかった。
まあタイトルからしてNEW EARTH ですものね・・・。
オプラのブッククラブでも紹介されて、ニューヨークタイムズの
ベストセラーにもなったという彼の本。
でも私はだめなんですよね、こういう本。

リサイクルペーパーを使用してどれだけの木や水などの資源が
節約されたかの表示も。
私も紙類に関してはほぼ100%リサイクルしています。


今年のカレンダー画家版はジョージア・オキーフじゃなく、
何となくシャガールを選びました。
このカレンダーも100%リサイクルペーパー、大豆原料のインクです。

2011年1月1日。
フラッグスタッフの昨夜の最低気温は-23℃まで下がったらしく
太陽も昇った今朝9時半の気温ですら-18℃。

夕方外でお水がざあざあ流れる音がするので、外に出てみたら
隣のアパートの水道のパイプが破裂して、階下の部屋の玄関先に
お水が噴出していたようでした。
すぐにメインテナンスのトニーに連絡したら、
もう3箇所、パイプが破裂して修理してるんだ、との返事。

お隣さんはクリスマス休暇でカリフォルニアに帰っていてお留守です。

厳しい寒さで明けた新年です。