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地層の妙と言いますか・・・。 |
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例えが悪くてごめんなんさい、でも私には胃カメラの
画像のように・・・。 |
↑の写真が出口のところ。
片道20分ほどのものでしょうか。
こんなジープに乗り、岩山のあるところまでがたがた揺られて、往復します。
1時間のツアーが終わってこのジープから降りる時、
ナバホのドライヴァーが最後に降りたスイス人カップルに、チップを
忘れるなと言っているのをつれあいが耳にしました。
ツアーの最中、最初は一生懸命説明を聞いていた私に、
このドライバーガイドは
カメラをかして、と言ってはいいショットの写真を撮ってくれます。
ほら、パンフレットの写真と同じだろう、とか言うのを聞いていて、
あ、これはチップのためだなとわかって彼から離れました。
ツアーのレシートをよく見たら、チップは含まれておりませんという印刷。
乗ったジープにはお客さんに見えるようにチップ歓迎という
手書きの紙が片方はがれて、風にぴらぴら。
ここに限らないけれど、アメリカの様々な場所での
チップ強要の姿勢ってあまり好きではありません。
チップってあくまで客側の謝意を表わすもののはずですから。
スティーヴが交渉してくれて、一人31ドルのところが26ドルになりましたが、
それでも私たち(私とつれあい)は高いと感じました。
だってあんなのガイドなんて要らないよ。
岩山のところまで乗せてってくれたら、あとは個人で中を見て回るだけで十分。
やれこの岩は熊に見えますだの、リンカーンの顔です
だの、そんなの私たちに想像させてよ。
キャニオンという名前にもっと違ったものを想像していた私には
正直言って、ちょっと残念な場所でした。
あくまでも(ハイキング好きな)私にとっては、という意味です。
私たちが岩の中を戻って来て、もうすぐそこが元の入り口という
ところで30人ほどの日本人の団体さんが。
入って来た時には全員白いマスクをしていたらしく、
それを見たつれあいは異様だったと。
これは後日セドナで会った、日本からのグループツアーの
女性に聞いたのですが、日本の旅行社から
マスクをつけるようにと言われているんですって。
アリゾナは埃っぽくて、喉に良くないからと。
(マスクをするほどではないと思いますが・・・。まあこれもここに
住む人間の感じですけれど)
一緒に岩山の中にいたアメリカ人からもつれあいは、あのマスクは一体
どうしてなんだとたずねられていたらしい。
彼は言葉に詰まって???だったことでしょう(笑)。
SUNSET CRATER やグランドキャニオンもそうですが、身近な北アリゾナに
こんな地球の悠久の歴史を目の当たりに出来る場所がある
というのにはちょっと感動しました。