2010年11月30日火曜日

ただ今-17℃ 11月も今日でおしまい

朝7時。これでも写真を撮ろうとごそごそしている間に
3℃くらい上がりました。
ウェザーチャンエルではフラッグスタッフ、ただ今F(華氏)-3度です。


キッチンからベランダへ出るドアはこの通り、水滴が
凍っていました。

レストランなのに賄いのないつれあいと自分用のランチ。
キムチがなくなったので、簡単納豆チャーハン。

ニューフロンティアマーケットで買った日本のかぼちゃ。
どうかな、と思いつつ薄味で煮たら、
LAの日本のマーケットで買うかぼちゃと味は変わらなかった。
しかもこちらはオーガニック。
そしてこれが私の今日のランチ。
さてそれでは車のエンジン、かけておきましょう。
今日も仕事。
そして今日で11月もおしまいです。

2010年11月28日日曜日

長い冬の始まり 雪は降る あなたは来ない


ついに雪が積もりました。
これから始まる長い冬。
気温が氷点下なので、雪も凍ったまま融けないのです。


いいなあ、と羨ましがるLAの友人。
ちっともいいことないんだよ、実際は。
凍った道路、渋滞、事故。
歩いてても、滑らないように、体に力が入る。

午後になってジムに行った以外はずっと家の中。
これからの長い冬の始まりです。
来週はフェニックスに行く予定。
冬の準備のための買い物をしないと。



2010年11月27日土曜日

セドナのアップルサイダー

ベルロックはやはりベルロックだった。
サンクスギビングデー。
日本からのゲストをセドナにご案内しました。
ベルロック、キャセドラルロック、エアポートメサ、
ボイントンキャニオン(の入り口)、
4大ボルテックススポットを回りました。

セドナのオーガニックアップルサイダー!!
やっと買えた!!
だって彼らは前はガーランズの前で売っていたのですが
今はそこを撤退。
こんなところで売っていたとは。

真っ赤なふゆう柿も!!

アーカンソーブラックと言う名のリンゴ。
色はワインレッド。黒光りしていますが、甘くて、しゃきっとして、
美味しい!

セドナにはやはりフラッグスタッフとは違う文化があります・・・。




Menage a Trois <三角関係>が好きだったんだ・・・


コスコで何ケース買って飲んでいることでしょう、このワイン。
一応ナパです。
元々シラー大好き、でもヘヴィーに感じ始めて、次はプチシラーに。
お気に入りはボーグルのプチシラー。
それでもちょっと重いなぁと、ついにブレンド赤ワインになちゃったのですが、
飲み続けても、このワインには飽きません。
ジンフェンダール、メルロー、キャブのブレンドですが
この2009年ものは、口あたりの良さ、香り、甘さで
この値段(すごく安い!)にしては大満足。

何しろナパで、ワイングラスほんの半分ほどのテイスティングに
25ドルも取られて(これなら普段私が飲んでるワイン、2、3本は買える<笑>)
ちっとも美味しいと感じなかったオーパスでの苦い経験(!!)が
あるもので、どうも赤のブレンドものには手が出ないわたくしでした。
だからこのワインは私にとっては大当たり!


LAの友人と電話で話していて、ワインの名前の意味をきかれ、
仏和辞典で調べてみると、意味は<三角関係>。
そういえばBURTON WAY に同じ名前の美容院があったの、と彼女。

TROISが3だというくらいはわかりましたが、なるほどね。
3種のワインのブレンドは<三角関係>。
フランスらしいネーミング・・・?
三角関係でも愛憎錯綜するものではなく、バランスの取れた関係です。

ロサンジェルスのどこかの古本屋で買った和仏辞典。
たまーに出番がありますね。

朝6時、気温は-9℃

4時間の睡眠で目が覚めた朝。
外はまだ真っ暗。
ベランダの寒暖計の気温は-9℃。

時々ふっとHOTEVILLAの墓地に眠るRUTHのことを考える。
ひざを折り曲げ、毛布にくるまれて土の中で眠る彼女のことを。
56歳で幕を閉じた彼女の人生を。
どんな人生だったのか、私には知るよしもないけれど、
それでもふと思いをはせてしまう。
HOPIの村に生まれ、そこで死んでいった彼女の人生に。

自分探しとか、自分に合った仕事をとか、おそらくそんなことなど
考えることもなく、一HOPIの女性として妻として母として、
淡々と生きたであろう、彼女の人生。
それが不幸だと誰に言い切れるだろう。

生活が豊かになることは決して悪いことではないとは思うけれど、
生きて行く人間としての<感性>と魂の強靭さへの鍛錬は
置いてきぼりにされるのかも知れない。

ひたむきな明るさ、無邪気ながむしゃらさ、つつましい幸せ。
そんなものをこの<豊か>な時代に求めることは不可能なことなのか。

夜明け時ってなぜか<死>について考えてしまうのでしょうか・・・。






2010年11月24日水曜日

ミッキーファンでもディズニランドが好きなわけでもないのに・・・





久しぶりにのぞくとね、こういうのがあったりするんです。
キャラクターものが好きなわけでも、もちろん
ミッキーマウスにもディズニーランドにも全然興味はないのですが、
なぜ?
こういうのを見たら反応しちゃうの?
マクドナルドに行くわけでもない私がスリフトショップで
買い集めたこの手のグラス(どれもなぜかフランス製)、全部で
11個になっちゃいました。

今日のグッチのバッグと言い、行かなかったら
買いもしなかったもの
これも縁なのか・・・。





古いGUCCI見ぃつけた・・・すごく久しぶりにGOODWILLへ


今日、明日と仕事は連休です。
明日はサンクスギビングデーで、今の職場はホリデーは有給なので、
私のレギュラーのオフである木曜日がPAIDになるので
今日、水曜日がレギュラーのオフとなりました。

買い物に出た帰り道のついでに、すごく久しぶりにGOODWILL を
のそきました。
店内はちょっと模様替えして、ちょっと都会風(?)になっていました。

レジと分かれて、ちょっと高いものが別のコーナーのガラスのショーケースに。
LAならブティークに並ぶ品ですが、こんな田舎町では
大したものはほとんどありません。
が、古いグッチの小型ボストンが2つ。

私が以前、別のスリフトショップで買ったのとは色と年代違いです。
2つ全く同じものがありましたが、結局ファスナーは壊れていたけれど、
新しい方のを買いました。
ブランド物が好きなわけでもないけれど、古いものは好き。
母も持ってたはずなのに、どこへやってしまったのか、このグッチのボストン。

ファスナー、修理できるかなぁ。
まあ壊れたままでも使えるけれどね。
25年前に買ったエルメスのバッグを修理しようとしている友人と話したので、
私も頑張って直してみましょう!
という気になりました。


2010年11月23日火曜日

SEDONA のBODY BLISS <ボディブリス>


先日セドナに行った時アップタウンのショッピングモール(?)の中にある
BODY BLISS というお店に行きました。
どうも日本で話題になっているらしいお店です。
ドイツ人の女性二人で手作りした石鹸やボディ、フェイスケアの商品を
扱っています。

中でも話題なのがセドナの赤土を原料に作ったというクレイパック。
↑の写真の赤い色のがそうです。

クレイパックのサンプルをもらうのを忘れましたが、この時いた
共同オーナーの一人の女性がお土産にとオリーヴオイルの石鹸をくれました。
この石鹸がなかなか良いのです。

次に行った時には試しに買って使ってみようかしら。
聖なる地、セドナの赤土には特別な効果があるのかな・・・?

朝の気温、キムチチャーハンのランチ


今朝7時の気温は上の寒暖計の示す通り、-7℃。
最近で1番低かったと思います。

大好きなジャクソン・ブラウンの曲に<プリテンダー>というのがあり、その中に
I PACK MY LUNCH IN THE MORNIG AND GO TO WORK EACH DAY
(確か・・・そうだったと思います)というフレーズがあります。
私も毎朝、その日仕事に持って行くのと、つれあいのお昼ごはん用に
ランチを作ります。
お弁当という日本のすばらしい文化。

こんな田舎町のフラッグスタッフでもランチタイムは車の量が多く、道路は
混みます。
みんなランチ時で、外へ食事に出るからです。
私の仕事場のコーワーカーたちも毎日、そのへんのファーストフード店で
食べるか、テイクアウトしています。
ランチも含め、この国でファーストフード、レストランビジネスが盛況なわけです。

私はまずファーストフードのお店には行かないし、量がたくさん
食べられないので、外食することはほとんどありません。

出来る時には前の晩、そうでなければその朝に、ランチ用のお料理をします。
今日はロサンジェルスで買った美味しいキムチと納豆、卵、青ねぎで
キムチチャーハン!

簡単、時間がかからない、美味しい。
しかも栄養満点!

私がランチを作らなくていいようになった時はリタイアの時でしょうか。





 

2010年11月22日月曜日

初雪、ボージョレー、沖縄音楽


今日は朝からみぞれ。
ゆっくり朝食をすませて、ジムに。
体を動して体を軽くすることで気力も生まれる。

<生きているということはまず体の中がすっきりしていて、軽く、
やろうと思ったときにすぐ立ち上がれる瞬発力、
気力があることが何より大事だと。>
田口ランディさんのブログhttp://rundy.exblog.jp/
書いてありました。


夕方には少し積りました。
2010年のボージョレーは・・・。
ここに引っ越した年はどこにも航空便のボージョレーは売ってなかったし、
ワイン売り場の店員にボージョレーと訊いてもわからなかった。
その同じマーケット、SAFEWAYに今年はボージョレーは入っていました。
ただしヌーヴォーだけですが。
ボージョレヴィラージュはなし。
今年のボージョレー、悪くはないけど、2007年、2009年に比べると、ちょっと・・・。


ロサンジェルスで買って来たCDの中で1番はまっているのが
喜名昌吉&チャンプルーズのベストアルバム。
LAで三線を習っていたこともあるくらい、沖縄の歌は好きです。
吹雪の中を車を走らせながら聴くチャンプルーズ。
外は雪。車内は南国、沖縄。

ボージョレーは山下達郎とマイルス(マイルズが正しいのですけれど)を
聴きながら。
外はすでに粉雪に変わっていました。

2010年11月21日日曜日

PETRIFIED FORESR その2 石化した木



BLUE MESA でトレールを歩く。


あちこちにころがる石化した木<PETRIFIED WOOD>。
写真で黄色っぽく写っているのがそうです。




これがカットして磨いたPETRIFIED WOOD のビーズです。
来た記念にと買いました。
何千年も前の木だなんて・・・。
見て、手に取ってさわってみて、もちろんまるで<石>なのですが
何だかとても不思議な感じ。


英語で石油はPETROLEUM 。
PETRIFIED WOOD も語源は<PETRO>
ギリシア語で<石>から来ているのでしょう。
何千年も前に生えていた木たちが、ここにこうやって石と化して横たわっている。
恐竜の足跡、恐竜の骨、とてつもなく古いものが残っているアリゾナ。
そしてアメリカで一番古い人類とその祖先が今も住む土地。

近場の遺跡めぐりも時にはいいですね。

2010年11月20日土曜日

PETRIFIED FOREST その2 PAINTED DESRT INNで出会ったご夫婦


ここをバンパースティッカーでいっぱいにするのが
奥さんの夢。


だんなさんが全部改造したというヴァンの中。
どういうふうに作ったのか、冷蔵庫も小さなトイレットも。

星野道夫の写真で見たクイーンシャーロット島のレインフォレストの中に
横たわる、古いトーテムポール。
彼らはそこも歩いたのだと。

女は所詮ロマンよりマネーってことですね。

賛成!!

PAINTED DESRT INN の前で話したリタイア組カップル。
ノースキャロライナから来ています。
アメリカ中を旅しています。
アラスカ、西北カナダも。
だんなさんが改造したこのヴァンは、大きなキャンピングカーより
ずっとエコです。
話は尽きなかったこのご夫婦。
ベビーブーマー世代でしょうか。こういう陽気でお話好き、しかも
自然が好きなアメリカ人には、古き良き時代のアメリカを感じます。

PETRIFIED FOREST その1 PAINTED DESERT INN

PETRIFIED FOREST NATIONAL PARK を北側から入って
すぐに、今はミュージーアムになっている、元はPAINTED DESERT INN という
宿屋だった、アドビの建物がありました。
サンタフェの古い建物はアドビですが、このピンクがかった茶色、
丸みをおびた形が、何ともユニークで、見ているだけでほっとします。
私は初めてサンタフェの風景にあるこのアドビの建物の写真を見て
サンタフェにFELL IN LOVE。
日本からサンタフェに引っ越したのですもの。

室内のインテリアはとてもすてき。
写真に写っている壁画は去年亡くなったホピのアーティスト、MICHAEL KABOTIE の
お父さん、FRED KABOTIE の作品だったことはあとでわかりました。
こんな宿屋に泊まって、バーに座ってテキーラかワイルドターキーの
オンザロックでも飲んでみたかった・・・?


2010年11月19日金曜日

Day Trip to North of the Border ANTELOPE CANYON

地層の妙と言いますか・・・。


例えが悪くてごめんなんさい、でも私には胃カメラの
画像のように・・・。


↑の写真が出口のところ。
片道20分ほどのものでしょうか。




こんなジープに乗り、岩山のあるところまでがたがた揺られて、往復します。
1時間のツアーが終わってこのジープから降りる時、
ナバホのドライヴァーが最後に降りたスイス人カップルに、チップを
忘れるなと言っているのをつれあいが耳にしました。
ツアーの最中、最初は一生懸命説明を聞いていた私に、
このドライバーガイドは
カメラをかして、と言ってはいいショットの写真を撮ってくれます。
ほら、パンフレットの写真と同じだろう、とか言うのを聞いていて、
あ、これはチップのためだなとわかって彼から離れました。

ツアーのレシートをよく見たら、チップは含まれておりませんという印刷。
乗ったジープにはお客さんに見えるようにチップ歓迎という
手書きの紙が片方はがれて、風にぴらぴら。

ここに限らないけれど、アメリカの様々な場所での
チップ強要の姿勢ってあまり好きではありません。
チップってあくまで客側の謝意を表わすもののはずですから。
スティーヴが交渉してくれて、一人31ドルのところが26ドルになりましたが、
それでも私たち(私とつれあい)は高いと感じました。
だってあんなのガイドなんて要らないよ。
岩山のところまで乗せてってくれたら、あとは個人で中を見て回るだけで十分。
やれこの岩は熊に見えますだの、リンカーンの顔です
だの、そんなの私たちに想像させてよ。

キャニオンという名前にもっと違ったものを想像していた私には
正直言って、ちょっと残念な場所でした。
あくまでも(ハイキング好きな)私にとっては、という意味です。

私たちが岩の中を戻って来て、もうすぐそこが元の入り口という
ところで30人ほどの日本人の団体さんが。
入って来た時には全員白いマスクをしていたらしく、
それを見たつれあいは異様だったと。

これは後日セドナで会った、日本からのグループツアーの
女性に聞いたのですが、日本の旅行社から
マスクをつけるようにと言われているんですって。
アリゾナは埃っぽくて、喉に良くないからと。
(マスクをするほどではないと思いますが・・・。まあこれもここに
住む人間の感じですけれど)
一緒に岩山の中にいたアメリカ人からもつれあいは、あのマスクは一体
どうしてなんだとたずねられていたらしい。
彼は言葉に詰まって???だったことでしょう(笑)。

SUNSET CRATER やグランドキャニオンもそうですが、身近な北アリゾナに
こんな地球の悠久の歴史を目の当たりに出来る場所がある
というのにはちょっと感動しました。